体調が万全でない時の判断基準
疲れが溜まっている時、風邪気味、生理中… そんな敏感な日の温泉は、刺激が強すぎることがあります。
● 「なんとなくだるい」は入らないサイン
● 足湯だけ・短時間入浴に切り替える
● 無理に家族に合わせない
自分の体に寄り添った選択が、旅全体の満足度を高めます。

温泉を「疲労回復」に変える入り方の工夫
せっかくの温泉。「ただ気持ちいい」で終わらせるのはもったいないかもしれません。入り方を少し変えるだけで、温泉や日々の入浴は「疲れを落とすルーティン」になりますよ。
湯船の入り方と順序で疲れにくくする
疲れにくい入浴には「順番」が大切です。
・かけ湯で体を慣らす
・3〜5分の短時間入浴を2〜3セット
・セットの間に1〜2分の休憩で呼吸を整える
・最後はぬるめの湯で体温を安定させる
この「分割入浴」はのぼせ予防にもなり、旅行先はもちろん、自宅のお風呂でも活用できます。
最後に
POINT
- 温泉でぐったりするのは、自律神経の変化による自然な反応。
- 熱すぎる湯や長湯は湯疲れや湯あたりを招きやすい。
- かけ湯・分割入浴などを取り入れると疲労が蓄積しにくくなる。
温泉後の「疲れ」は、あなたの体が整おうとしているサイン。入り方を少し変えるだけで、翌日のだるさは大きく軽減できます。
忙しい毎日にこそ、温泉は寄り添ってくれる存在。今回紹介したポイントを、あなたやご家族の体調に合わせて無理なく取り入れてみてください。温泉を、「疲れる場所」から「明日の元気を育てる習慣」にしましょう。
TOP・アイキャッチ・吹き出し画像/(c) Adobe Stock

監修
木村吏江(きむらりえ)
・デトックスアロマリンパマッサージ Lieru オーナーセラピスト
・オンラインスクール【Lieru式リンパセラピスト養成講座】講師
・ファスティングマイスター学院京都下鴨支部長
・プロフェッショナルファスティングマイスター
・健康美容食育指導士
・フランス式アロマライフスタイルテラピスト
・タカラジェンヌ、アスリートの施術やファスティングサポートも多数
HP:http://lieru39.com
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