自然を思わせる渋色は、トータルで取り入れるのが正解!
意外と難しいカジュアルコーデのときのメーク。特にカーキのトップスなんかだと、薄化粧だと顔がくすむし、エレガントなメークだとトゥーマッチだし…、悩みどころですよね。しかも昭和顔の私にとって、カーキは古臭さにさらに拍車をかける要注意カラー。そもそも、避けがちの色だったりするのです。
でも抜け感あるカジュアルコーデに欠かせないカーキ。どうにかして、克服できないかしら…? と思っていた矢先に、撮影で出合ったのが「カーキ1色でまとめる」という方法。
統一感を出しながら疲れを一掃! ポイントは眉毛にもカーキを忍ばせる!
今回のメークで使うカーキアイテムはこの3点!
▲ (左から) コスメデコルテ アイグロウ ジェム GR780 ¥2,700、プレイリスト* マルチペインター ディープグリーン¥2,500 (編集部調べ)、ディオール ディオールショウ プロ ライナー ウォータープルーフ 472 ¥3,000 *2018年12月31日を以って、販売終了。
今回は、顔の印象の8割を司ると言われている「眉毛にもカーキを忍ばせる」ことが統一感アップのキーポイント!
【TIP 1.】 アイシャドウは上下のまぶたに、アイラインは上まぶたのみに引く
▲ まずは、コスメデコルテのアイシャドウをアイホール全体になじませ、その後、下まぶたの目尻側1/2にも薄く色をのせます。上まぶたのアイシャドーがぼやけてしまわないようディオールのアイライナーは、まつげの根元をなぞるように均一な太さで引きます。
【TIP 2.】 眉毛にカーキ色をプラスすると同時に眉尻をしっかりと形づくる
▲ ブラウン系のパウダーで眉毛全体に色をのせた後、プレイリストのマルチペインターを手の甲に出し、筆先で少量拾います。そして、眉毛の中に太いカーキの線を描き込むよう、筆を立てて下から上へとハネ上げることで、眉毛に影ができ立体的な印象に。
カーキのアイメーク&ニットで、リラックスムード漂う大人カジュアルの完成。
全身コーデも同系色トーンで落ち着いた雰囲気を。
ボディラインをスッキリ見せてくれるシンプルニットのときは、ボトムスに少し動きのあるワイドパンツを合わせるとグッドバランスに。手元には、小ぶりな華奢なストラップのファーバッグ、そして足元には、メタリックな質感が目を引くフラットシューズを合わせ、アクセントをプラス。
年末年始のこの時期、疲れた顔に不安を感じたときには是非試してみてくださいね!
【各ブランド】
ニット¥20,000 (ロンハーマン) 〝ガリャルダガランテ ネイビー〟のパンツ¥18,000、〝マルコ マージ〟のバッグ¥18,000 (ガリャルダガランテ 表参道店)、靴¥46,000 (ビームス ハウス 丸の内<ペリーコ>)
※ 商品により、完売している場合もございます。予めご了承ください。
【お問い合わせ先】
ロンハーマン/03-3402-6839
ガリャルダガランテ 表参道店/03-5766-1855
ビームス ハウス 丸の内/03-5520-8686
撮影/古謝知幸 (PEACE MONKEY) ヘア/左右田実樹 メーク/水野未和子 スタイリスト/角田かおる モデル/有田千幸 構成/有田千幸
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ビジュアルエディター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て34歳で美容エディターに転身。現在はビジュアル・エディターとして元会社員ならではの実用目線を活かした記事をWEB、誌面、インスタグラムで配信。身長170cm。ワインエキスパート。chiyuki_arita_official