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LIFESTYLEいつだって自分に"意識高い系"

2018.12.18

「子供をほしくない」と思う人がこんなに多いとは知らなかった!【犬山紙子のワーキングマザー一年生】

子供いらない派が7割。ネガティブな情報は確かにどれも事実だけど、ボジティブな情報が流れてきにくいということも、心に留めておかなきゃいけないんです。コラムニスト犬山紙子さんが赤裸々に語るワーキングマザー生活。

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子供、ほしくないかも? ポジティブな情報が流れにくい世の中

前回カウンセリングを受け始めたと書いたのですが、更にジムにも通い始め筋肉を作ることに夢中になっています。娘が1歳半をすぎ、「そろそろ自分のためにも時間使うか〜」って時期に入ったってことなのでしょうか。娘をお腹の上に乗せて腹筋したりして、子供と遊ぶ時間を筋トレに利用するのも効率重視の私にはしっくりくる。

さて、先日ちょっとびっくりするデータに触れました。それはバズフィードジャパンが行った「子ども、ほしいですか?」というアンケートなのですが、子供をほしくない人が7割だったのです。 バズフィードを読む層(様々な社会問題に意識が高い層と思われる)という特徴を踏まえても、1000人以上の20代もたくさんいるアンケートで、子供いらない派が7割というのに驚き、でも「そりゃそうだよな」とも思うのです。 次に「子育てに不安はある?」という質問。これには子供がいる人の84%、子供がいない人の93%が不安があるという回答に。その不安の内訳は「経済的な理由」「時間的な理由」「仕事との両立」「パートナーとの関わり」「母親になるのが不安」です。こういった不安により「子供いらないとはっきり思ってるわけじゃないけど、不安が大きいから子供ほしくないかも」と思うのは、自分がそうだっただけに頷けるのです。

イラスト/犬山紙子

だって働きたい女性にとって今の社会は働きにくすぎる。先日、東京医大が女子の入試の点数を不正に減点していたニュースがあった時、それだけでも「女に生まれたというだけで夢が阻害されてしまうのか」と絶望だったのですが、さらには東京医大を擁護する声がたくさん耳に入りより絶望。その内容は「女性医師は妊娠出産ですぐやめてしまうから、数が増えると病院が回らなくなる」というもの。しかもその声は医師から出てくることが多く、女性医師からも出てきていました。あああ、この認識が多数派ならきついよね。いや、そこは「医師不足だし、女性医師が妊娠出産後復職しやすいようにしよう」なんじゃないの……。

そんなニュースが日々躍り、SNSのタイムラインを見るとワーママはみんな大変そう。そういったことを受けての7割でしょう。バズフィードの読者という時点でニュースに触れている層、真面目に世の中のことを考えようとニュースに触れるほど絶望も増すという。じゃあニュース見なくていいのかといったら、知らないことで被る不利益もある。

てなわけで、今の世には女性が子育てしながら働くことへのネガティブな情報でいっぱい。そのネガティブな情報はどれも事実だけど、ボジティブな情報が流れてきにくいというのは心に留めておかなきゃいけないとも思うのです。自分の触れている情報は多少偏ってますよっていう。 そう、当たり前だけど子供を持つことでのポジティブな面、いーっぱいあるんですよね。でも幸せ話は事件のようにシェアされないし、SNSでも自慢と思われそうでなかなか書けない。確かに、子供を育てながら働くのはキツイけど、実感としては「やりたいことができなくなるんじゃなくて、育児というものすごくやりたいことが増えて、周りを見渡すとやりたいことばかり。人生忙しくなったなー、産んでよかった」って堂々と言えるくらいには私にとってポジティブだったりもするのです。

私、子ども欲しいかもしれない。/¥1,300 平凡社「子供は欲しいけど、実際どうなの?」出産前の犬山さんが育児体験者の話を聞いて、〝どうしよう〟をとことん考えた「出産・育児」のリアル。母親の本音が炸裂です!

コラムニスト

犬山紙子

1981年生まれ。『負け美女』(マガジンハウス)でデビュー。人間観察の名手として注目を浴びる。ユーモアあふれる表現で女子の生態をつづった著書多数。2017年1月に出産、一児の母に。オフィシャルLINEブログやインスタグラム@inuyamakamikoでも日常を発信中。

Domani2018年11月号 新Domaniジャーナル「ピッカピカの! ワーキングマザー一年生」 より
本誌取材時スタッフ:イラスト/犬山紙子  構成/佐藤久美子

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