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LIFESTYLE大人の暮らし上手

2019.02.17

毎日を幸せにする、心浮き立つ和食器が見つかる碑文谷のギャラリー【和を愉しむ】

20代の時に女性オーナーがオープンしたギャラリーは、幅広い作家さんの多彩な作品がたくさん見られるわくわくするような空間。ここなら、自分のお気に入りが必ず見つかる予感…。

Text:
構成/渡邊和泉
Tags:

毎日使いのシンプルな器から、暮らしのアクセントになる遊び心溢れる器まで幅広くそろう

学芸大学から徒歩7〜8分、碑文谷交差点のほど近くに店を構える「宙SORA」。古材のベンチや可愛らしい鉢植えが置かれた風情のある店構えに、なんだか素敵な出会いがありそう…とうきうきとした気持ちで扉を開けるとそこは白壁と味わいのある木材の棚やテーブルを設えた店内に、陶磁器中心にガラス、漆器、調理器具、せいろや鉄鍋などまでが、ずらりと並ぶ、器好きにはたまらない空間。


▲形や大きさ、素材の異なる器が並ぶ店内は、楽しい空間。食卓のアクセントになりそうな、リズムが生まれる器がたくさんあり、一つ一つ見ていくと瞬く間に時間が過ぎていってしまう。

店主の吉田美穂子さんが「宙SORA」をオープンさせたのは、1997年。もともと会社員だった吉田さんは、当時陶芸に興味を持ち、陶芸教室に通い出したところ、制作するより紹介することに興味が出て、いつかお店を持ちたいと思い始めたという。「将来的に自宅の一角などでお店ができたらいいなと漠然と思い、器の勉強をしつつ開店資金を貯めようと思って転職をしました」

飲食店のオープニングスタッフとして転職した会社が実は和食器も手がけていて、さらに吉田さんの入社後に和食器の専門店をオープンすることになり、吉田さんは店長を任されることに。数年間の店長経験を経て退職した後に、知人に「いい物件が出たからもうお店始めてみたら」といわれ、今の場所を紹介されたのです。そこで思いもかけずにとんとん拍子に開店の話が進んでいったそう。「当時は20年後と思っていたのが、すぐに目の前にやって来てしまったので、本当に大変でした」と吉田さんは笑う。

最初は知り合いの作家さんは3人しかいなかったそう。そこで急いで作家さんに声をかけて、20人くらいからお店をスタート。「産地にある器のお店を訪問して、若手作家さんを見つけては会いに行って、人脈を増やしていきました」今では、作家さんの数も増えて、60人以上の作家さんとお付き合いをするまでに。

「作り手さんが自身の心に正直に作っている、作りたいものを作っている、そんな気持ちのいい器が好きなんです。お店で集めているのは、使いやすい器、盛りやすい器はもちろんですが、基本的なものがそろうと遊び心があるものや気持ちがうきっとするものが欲しくなってくると思うので、幅広いアイテムをそろえるように心がけています。その中からお気に入りを選んでほしいです」

最後に吉田さんにDomani世代におすすめの、毎日使いたい、気持ちが上がるような器をおすすめしていただきました。


▲シンプルで綺麗な器を作る、こいずみみゆきさん。土ははどれも一緒ですが、釉薬が違うことで、異なる色に。柔らかなニュアンスカラーは飽きが来ず、毎日の食卓に登場しそう。「カトラリーレストもおすすめ(小・2,200円。他に大、中のサイズ展開あり)です。キッチンがすっきりして清潔感がでますよ」手前のお皿、右から2,800円、2,200円、4,500円


▲「小林邪摩人さんの作品は、シャープな器を笠間のざっくりとした土で作っているところが面白いくて魅力があります」サイドから見ても美しい。右の器3,000円、左の器3,500円

ちなみに、私がいいなーと心引かれたのが、下のお三方。

         
▲作家、清水なお子さんの作品。柔らかい絵付けが特徴です。上の小鉢3,700円、右のカップ2,000円、手前のお皿3,300円。「カップは美味しいお茶をちょこっと飲む、お酒を少し多めに入れて飲む…のにちょうどいいサイズ。清水さんと下の土井善男さんはご夫婦。別々に作陶されていますが、土は一緒だそう。作風で、同じ土でもこんなに表情が違うんだと知ると面白い。


▲こちらがご主人の土井善男さんの作品。「土井さんは絵付けをしない作家さん。柔らかくまったりとした乳白釉やもう少しシャープに見えてアイボリーっぽい緑白釉などをメインに作っています。最近は、後ろにあるような色物も始め、こちらも人気です」右手前の小鉢2,800円、左手前のお皿3,800円、奥の小鉢・各2,800円


▲奥絢子さんのカップ(4,000円)と茶托としても活躍しそうな小皿(各2,500円)。「小皿は乾燥させてから削るという方法で作られています。土が柔らかいときにカットするのではなく、乾いてから削るのには技術が必要なんです」シャープで女性らしいエッジがモダンな印象。

「お付き合いのある作家さんには、個展や二人展なども開いていただいています」と吉田さんが言うように、「宙SORA」では年に10回程度(ほぼ毎月!)個展が開かれ、人気作家さんのアイテムを一度にたくさん見られる機会がある。この春からもいくつか開催予定があるので、気になる方は是非ホームページをチェックして。
きっとお気に入りの器が見つかるはずです。

※器の価格はすべて税抜き価格です。

宙 SORA
東京都目黒区碑文谷5-5-6
03-3791-4334
営業時間/ 11:00〜18:00
休日/火、水、お盆前後とお正月
http://tosora.jp

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