台湾の住宅事情はまさに驚きの連続!
現在、自分のヨガクラスをもちながらも、台湾の大学に在学中で、日本と台湾を行き来している私。今回は、台湾の住宅事情に関して、お話ししますね。まず、台湾の家賃は本当にピンキリ!台北は東京と同じように、狭くて場所がないから、都心部の家賃はとても高いんです。でも東京と同じように、少し都心部から離れると、安くなります。学生の平均家賃が13,000元(約5万円)くらい。駐在員の方で30,000元(約11万円)くらい。現地に住んでいる日本人の方の平均が、20,000元(約8万円)くらいだと思います。 そこから上は、急にパーンと跳ね上がって、レベルが変わり、驚くような値段になります。
マンションの部屋ひとつひとつが別のオーナー!?
そして、日本と違うのは、家のシステムがすごく変わってるんです。たとえば建設会社がマンションを建てたら、中身の部屋は、オーナーさんが全部違います。建設会社は外側だけつくって、内装はしないんです。内装は、オーナーさんによっては投資で持っている人も多いので、部屋のひとつは内装ができているけど、もうひと部屋は壁にビニールを貼ったまま、なんてことも。そのまま3年経ってるとかが普通にあるんですよ(笑)。 ホテルのような豪華なエントランスなのに、部屋はちょっと…みたいな部屋とか、屋上にプールがあって、建てられてから2年も経っているのに、消防点検が終わってなくてプールに入れないとか、いろんなことが起こるんですよ。日本じゃ考えられないようなことがたくさんあります。
台北という都市の面白いところは、古い建物と新しい建物が混じっていて、すごく古い家があると思ったら、今どきのおしゃれな家があったり、混在しているところ。歩いていて楽しいです。そしてお部屋を借りるのに、保証人はいらなくて、すべてはオーナーさんとの交渉なんです。契約して振込をしたら終わり。日本人はきれい好きなので、日本人に貸したいっていうオーナーさんも多く、そういう意味では借りやすいかもしれません。ちなみに部屋を出るとき、日本の場合は、部屋をきれいにしてから次の人に貸すじゃないですか。台湾はそれがないんです。私の友達なんて、すごい荒れている状態のまま貸されたと言ってました(笑)。本当にいろいろと、不思議なことが多い!
私は台湾に来て、2回引っ越してるんですが、2回目のときは、日本の不動産会社が仲介に入ってくれていて、そうすると対応が全然違う!向こうではとにかく「交渉」がものを言います。だから、中国語がある程度できるか、または現地の日本人スタッフがいる不動産屋に頼むか。何かのときに、ちゃんと交渉してくれますからね。 台北はとても安全なところなので、治安面では不安がないけれど、交渉などに関しては、日本人のスタッフがいる不動産会社を通しているとスムーズです。そうすると、不動産会社が、事前にオーナーさんについて教えてくれたりします。すごくいい物件でも、オーナーさんがちょっと変わった人…とかだと、あとで面倒だったりもするので、家を選ぶときの参考になります。
そう!そして、台湾ではほとんどの場合、オーナーさん自身、が契約時に来るんですよ。どんな人が借りるのかわざわざ見に来る。日本だとオーナーさんに会うなんて、めったにないですよね。そんなわけで、台湾ではオーナーさんとの出会いは本当に大事! 私はいいオーナーさんと知り合えて、今の家を見つけることができました。ちなみに、私よりちょっと上の世代が、台湾の二世と言われる人たちで、お父さんが財をなして、不動産を資産として持っている人が多い。2年くらいするとすごい利益になって、それだけで暮らしていけるんですって!(富裕層のメンズの話は、また別途お届けしますのでお楽しみに!)
オーナーさんによって内装が全然違うので、そこもしっかりチェックすることをおすすめします。日本の感覚で見ると基本、ちょっとダサいんです(笑)。惜しい…。向こうは豪華!派手!というキーワードが大好きだからなんでしょうね。
そんな台北の住宅事情をお話ししたところで、次回は私の自宅を公開したいと思います!
ayaさんスタジオ、レッスン情報
syaraaya (ayaさん主宰)
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avity
RAFFL恵比寿
ヨガクリエイター aya
「美しく魅せる」をテーマに、オリジナルのクラスを多数指導。 2015年、インターナショナルアンバサダーに就任。 Syaraaya代官山主宰。オフィシャルサイト「ayayoga」