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WOMENバツイチわらしべ長者

2019.05.15

「元夫は守銭奴でストーカー!」離婚後、幸せな再婚の道へ〜ゆり子さんの場合vol.2

優しいイケメンと結婚したつもりが、彼の正体は冬彦さん並みのストーカーだった!ー人生とは喪失と再生の繰り返しのドラマ。「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー!幸せになることをあきらめない、ゆり子さんが経験した離婚の話、第2回。

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夫の異常なまでの束縛から逃げ出した私

イケメンの夫Aさんと結婚したら、実はストーカーだったことが判明したゆり子さん。束縛の酷い夫から、彼女は一体どうやって逃れたのでしょうか?

前回のお話▶︎結婚したイケメンが「冬彦さん」レベルの重度な束縛男に変身!?

離婚したのは結婚5年目のこと。仕事の打ち合わせ場所に現れたり、携帯電話をどうやら勝手に見ているらしいAさんの言動を母親や妹に相談するうちに、「やっぱりうちの夫はおかしい」とようやく気づき、気持ちが冷めてきていた頃。

ゆり子さん(以下、ゆ):だけどその頃はまだ、結婚したからには添い遂げないと、という考えがあったから、「まあいっか」でやり過ごしてたんです。

でもある日、犬の散歩中に夫が「10年後も僕たちはこうしてるのかなあ」と問いかけてきたとき、思わず沈黙してしまったそう。

ゆ:そのときにはっきり自分の「彼とは一緒にいたくないな」という気持ちがわかってしまって。正直に「申し訳ないけど、10年後には一緒にいたくない」と言ってしまったんです。

さかい(以下、さ):ええ〜〜〜。彼は何て答えたんですか?

ゆ:彼は無言でした。ショックだったみたいです。

その時点ですでにゆり子さんの彼に対する愛情はゼロ。

ゆ:もう一緒に生活しているだけで、気持ちが全くなかった。だから彼には「あなたの束縛が嫌なの。それを変えられる?」と聞きました。

結果、1週間ほどの話し合いで離婚があっさり成立。そんなに束縛してくるならさぞや離婚も抵抗したんじゃないかと思いきや、Aさんはゆり子さんが自分に対してもう愛情がないことに相当ショックを受けていたようです。

だけどここからさらにAさんの醜い人格が明らかになるのです。

離婚のときに人の本性は現れる!

共働きだったふたりは、基本の生活費はAさんが出し、ゆり子さんが稼いだ収入は旅行に使う以外は貯金するようにしていました。

ゆ:離婚が決まったら、彼はそれを全部置いていけ、って言うんです。離婚を言い出したのはお前なんだから、って。

さらにはゆり子さんが気に入って運転していた小型の車も「置いていけ」と言われたのですが、「離婚後、彼が乗ってるのに税金はお前が払えって請求されたんですよ」。

ゆ:別れるときにその人の人柄が出るんだなあと思い知らされました。いちばんショックだったのは、うちの両親が結婚するときに「もしも子どもができたときは使ってね」と彼の口座に入れてくれた300万円を、「ふたりの貯金はいらないけど、あのお金はうちの両親のお金だから返して欲しい」と頼んだときのこと。そうしたら彼、私の実家に半額の150万円を持って行って、「ふたりのお金だから半分持ってきました」って言ったそうなんです」

これにはゆり子さんのご両親も呆れて、「別れて本当によかったね!」と言われたそう。

愛犬に対する理不尽な夫の要求

しかしこれだけではないのです。さらにさらにさらに! ―ふたりで飼っていた犬(面倒はほとんどゆり子さんがみていた)も「置いていけ」と言われ、泣く泣く手放したゆり子さん。

それが、離婚したあとのある日、名古屋に住むAさんから「今新宿にいる」と電話で呼び出されて駅に出向いたところ、何も知らされずにAさんは愛犬をゆり子さんに突然渡し、「僕は仕事で忙しくて面倒みきれないから、君が飼って」と伝えたのです。

ゆ:その頃私は賃貸マンションでひとり暮らししていたから、急に犬を飼えと言われても無理な状況で。でも仕方ないから家に連れて帰って数日預かったけど鳴き声で住民からクレームが来るし、途方に暮れていました(涙)。それで結局、九州の実家で飼ってもらうことにして犬を送ったら、そのあとに彼から電話がかかってきて、「犬はどうした?うちの両親が飼いたいって言い出したから返して欲しい」って。

ありえないくらいに自分勝手なAさん。これだけでも腹が立つのに、ゆり子さんが事情を説明すると、「じゃあ、うちの両親に犬を買うからそのお金を出せ」と要求してきたんだとか…!

ゆ:離婚って、本当に人を変えるんだなあって。というかたぶん、気持ちがあるから、その愛情をどうにかして相手にぶつけたくて、それが憎さ100倍、みたいな感じになって歪んだ形の嫌がらせになってしまうんでしょうね。

結婚前に気づいていた小さな違和感とは?

さ:…(Aさんのあまりの勝手さに絶句中)。結婚中も、Aさんってケチというか、お金に汚い片鱗ってありましたか?

ゆ:う〜〜ん。お金というか、価値観の違いに「アレ?」って思ったことはあったんです。結婚して最初の帰省のとき、うちの実家への手土産を買おうとしたら、「お前んちって今日家族何人集まるの?」って聞かれて。「4人かな」って答えたら、「じゃあ、4個入りのもの、なんかあるかな。それでいいよね」と。そのとき、「ん?」と思いました。私の常識だと、手土産って数で選ぶんじゃなくて、いちばん美味しそうなもの、相手が喜んでくれるものを選ぶものだから。

「あ、でもそういえば」とゆり子さんが思い出したAさんのケチエピソードは、

・ジムに通おうと思ったら、「ジムにお金出すくらいなら、数百円で通える市民センターに行けばいい」と言われた
・高校の同窓会で名古屋から九州に飛行機で帰ろうとしたら「安い夜行バスで帰れば?」と言われた

どちらも「自分でお金出すから」と言って意思を貫いたそうだけど、これって共働きじゃなくて専業主婦だったら、もしかしたら経済的DVみたいなことになっていた可能性もあるのでしょうか…。

さて、離婚した後も驚愕エピソード満載の元夫Aさんでしたが、このあとゆり子さんは自由奔放な恋愛フリーダム時代を経て、最愛の夫と子どもに巡り会うことになります。続きは次回へ!

インタビュー・文

さかいもゆる

出版社勤務を経て、フリーランスライターに転身。——と思ったらアラフォーでバツイチになり、意図せず、ある意味全方位フリーダムなステイタスになる。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛ける。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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