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WOMENバツイチわらしべ長者

2019.07.14

1歳の子どもを連れて浮気夫と離婚。その後、シングルマザーが事実婚を選ぶまで〜咲子さんの場合Vol.1

出産直後に離婚を言い渡されてシングルマザーに。その後事実婚を選択した、咲子さん。ー人生とは喪失と再生の繰り返しのドラマ。「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー! 幸せになることをあきらめない、咲子さんが経験した離婚の話、第一回。

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1歳の子どもがいるのに離婚を要求した浮気夫

(取材データ)
咲子さん(仮名)、44歳。高校2年生の息子が居るシングルマザー。出産直後に離婚を突きつけられて31歳で離婚。現在交際している男性とは、同居はしているものの、長年「事実婚」を貫いている。

なぜ私が事実婚を選択することになったのか

恋愛至上主義(?)であるフランスではメジャーだという「事実婚」。一度結婚という制度に破れたバツイチの私からすると、「もしかしたら籍を入れて夫婦になるよりも、男女としての愛情が長続きするシステムなのかしら?」と、すごく興味があります。だけど日本では法的な夫婦の方が生きやすいという社会的背景もあり、まだあまり浸透していませんよね。居るとしても、子供ができたら籍を入れるケースが多い印象です。

今回取材した咲子さんは、私と同年代で、前の夫との間に産んだ高校生のお子さんがいるにも関わらず、離婚後に交際を始めた男性と長年事実婚を選択している珍しいパターン。

一度結婚を経験した彼女が、なぜ籍を入れない「事実婚」という形式を選んでいるのか。そして事実婚のメリット、デメリットとは何なのか。その辺りを聞いてみたいと思います。

「条件のいい結婚」をしたつもりでいたのに・・・

咲子さんが結婚したのは26歳のとき。

咲子さん(以下、さ):ちょうど結婚適齢期で結婚に憧れていたこともあって。友人に誘われて観に行った、社会人のアイスホッケー部の試合で知り合った彼と付き合って、大手金融会社勤務だったこともあって、『結婚するならこういう人がいいな』って、条件重視で結婚を決めました。

転勤の多い会社だったこともあり、夫のAさんは結婚後すぐに大阪に単身赴任に。東京の会社に勤めていた咲子さんは、その半年後に会社を辞めて、知り合いが誰ひとり居ない、大阪についていくことになりました。

結婚当初は「咲子にはもったいないくらい、いいパートナーを見つけたね!」と言われていたくらい、優しくて稼ぎもいい、条件の良かった夫。

その雲行きが怪しくなってきたのは、結婚2年目に、咲子さんが長男を妊娠したときのことでした。

妊娠した私に、夫の「子どもは欲しくない」という衝撃の発言

さ:彼に妊娠を告げたら、『子どもは欲しくないんだ』って言われたんです。ショックでした。

それでもなんとか彼を説得して、東京の実家に戻って里帰り出産した咲子さんに対し、「もっと実家でゆっくりして来ていいよ」とAさん。

さ:私は単に「優しいな〜」と思っていたのですが、「おかしい」と気づいたのは、私の母と妹でした。その後、大阪に彼女がいることがわかったんですけど、今思えば、結婚して単身赴任していたときからたぶん付き合っていたんですよね。

家族の懸念は当たり、大阪に戻って1年も経たないうちにAさんは咲子さんに離婚を突きつけたのです。

さかい:子供がまだ1歳なのに離婚って…!彼はどんな理由で離婚したかったんですか?

さ:会社を辞めて、アイスホッケーチームのトレーナーになりたい、そうすると収入が不安定になるから、君と息子を養えない、って。

さかい:ええ〜〜〜〜〜〜〜〜。

さ:それだけの理由で離婚って、どう考えてもおかしいなと。納得がいかなかったんですけど、ある日彼がお風呂に入っているときに、携帯になんだか後光が差しているように見えたんですよね。不思議なんですけど。それでピンと来て、「今だ! 彼の携帯を見なきゃ」って閃きました。

思い切って携帯のメールをチェックすると、そこには「祝・離婚成立!」という件名の、知らない女性に宛てたメールが!!

さ:やっぱり他の女性が居たんですよね。「なにコレ!?」と思って、その女性とのメールは全て私のメールアドレス宛てに転送しました。

それでもまだ、「まさか、この人が浮気だなんて…」と信じられない気持ちだったという咲子さんでしたが、妹さんの助言により、浮気の証拠を掴むために探偵をつけたところ…、

さ:彼が女性とホテルから出てくる写真が撮れました。その証拠を夫に突きつけると、一転して「やっぱり離婚したくない」、って。慰謝料を払いたくなかったんでしょうねぇ(苦笑)。

その後、浮気相手との対峙や離婚調停を経て、シングルマザーとなった咲子さんのお話は、次回に続きます。

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。Web Domaniで離婚予備軍の法律相談に答える「教えて! 離婚駆け込み寺」連載も担当。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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