【基本編】どこにのせる? ハイライトの入れ方
頬骨・鼻根・あご先の4カ所に入れる
お疲れ顔の払拭に便利なハイライト。ツヤがプラスされるだけで肌がリフトアップし若々しく見せてくれます。覚えておきたいハイライトを入れるパーツは、基本的に4ヵ所。それが目尻下側の「頬骨」と「鼻根」、「あご先」の4つです。
リキッドタイプのハイライターを指にとったら、手の甲で一度トントンとなじませます。その後、4カ所に重ねましょう。
ツヤが出るだけでこんなに若々しく!
“面”ではなく“点”で入れるのが基本
どのパーツに入れても、ハイライトはスポットで入れるのが基本です。TゾーンやCゾーンなど大きな面で光を足してしまうと、顔がテカって見えがち。最近は、ハイライトをスポットで入れて「肌がうるおっているからこそのツヤ感」を見せるのがトレンドなのです。
点で光を足す方法はごく自然でやりすぎないツヤに仕上がるので、40代にも有効です。ハイライトをつけるときに使うのは“薬指の指先”。ハイライトを指先にとり、トントンと小さな楕円形を描くようにし、広げないのがコツ。これにより顔の立体感が引き立ち、引き締まって見えますよ。
【応用編】お悩み別ハイライトの入れ方手順
肌のツヤと透明感をアップさせたいときは… ラベンダーカラーを目尻と黒目下に
肌ツヤと透明感のアップにはラベンダーカラーのハイライトが有効です。
小さめのブラシにとったら、手の甲でトントンとなじませ目尻を囲うように「くの字」で入れましょう。次に、もう一度ハイライトをブラシにとって、今度は黒目のやや下あたりに小さな逆三角形を描くようにのせます。これにより顔全体のツヤと透明感がアップ!
ファンデがヨレてほうれい線が目立つときは… 練りハイライトを直塗り
お直しの際、ほうれい線にたまったファンデーションの上に、さらにファンデーションを重ねてカバーしていませんか? 乾燥してハリのない肌にファンデーションを重ねても均一にフィットせず、余計にほうれい線にたまってしまう恐れがあります。ハイライトは実はほうれい線にも有効。レフ板効果でふっくら肌を復活させましょう。
まずはほうれい線にたまったファンデーションを薬指でなじませます。はげないように優しくトントンと伸び広げるようにして。
練りハイライトをほうれい線をなぞるように塗ります。ハイライトの面でアイロンをかけるイメージでほうれい線を広げながら塗布し、最後は薬指でトントンなじませて。おすすめはなじみのいいピンク系!
頬のしぼみで老けて見えるときは…ハイライトフェイスパウダーを頬の内側に
メイクしたてはいいものの、夕方になるとハリが低下し頬がしぼんで見える… それならハイライトを直接のせるのではなく、ハイライト効果のある“フェイスパウダー”が有効です。
まずはメイクの上からミストで保湿しておきます。顔から15〜20cmほど離して吹きかけ、その後手のひらを軽く当てなじませて。
パールや色の効果で繊細な輝きをまとえるフェイスパウダーが有効。パフにパウダーをとったら頬の内側にトントンと優しくなじませましょう。ここに明るさが加わるだけで頬がリフトアップして見え、立体感が出ます。ハイライトでは輝きが強すぎることもあるので、フェイスパウダーをセレクトして。