“プチ管理職”を救え! バブル上司と平成部下にはさまれて。
今はプチ管受難の時代!職場の悩み最多は〝人間関係〟
読者の6割が〝出世したくない〟と考えるDomani世代。しかし30代ともなれば主任やマネージャーなどのプチ管=プチ管理職に登用され、いやがおうにも上司と部下の板挟みに…。
『働く人の悩みホットライン』(日本産業カウンセラー協会)によれば、2016年度の相談者の約8割が、中間管理職世代。電話相談の約半数が「職場の問題」(44.8%)、中でも「人間関係」(48.1%)に関して。ふたりにひとりは〝職場の人間関係〟に悩んでいることが明らかに。
Domaniサポーターのプチ管の現状を聞いてみました
(平均年齢38歳、独身46% 既婚37.9% その他16.1%、会社員70% 専門職10% 公務員6% 自営業5% その他9%) 集計数124名
Q 肩書きにかかわらず人をまとめる立場にある
役職があると回答した人は全体の34%。しかし、役職がなくても「預金分野の指導を任されている」(35歳・金融)、「社長秘書として、チームを管轄」(31歳・会社員)など、人をまとめて結果を出す立場にある人が6割以上。
Q バブル上司や平成部下に対して自分は寛容だと思う
プチ管の悩みに多く挙がったのが、バブル世代の上司に平成生まれの部下。「できればおおらかに受け止めたい」(36歳・金融)、「寛容な気持ちはあるけど、納得いかない自分もいて…」(34歳・IT)。悩む姿がうかがえます。
Domani11月号 “プチ管理職”を救え! より
イラスト/大窪史乃 構成/谷畑まゆみ