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LIFESTYLE 健康

2019.10.14

人気料亭「菊の井」常務に聞いた!〝秋バテ〟解消法【働く女性の質問箱】

 

「なんとなく疲れが抜けない…」という人、それは秋バテかもしれません! その原因と対策を管理栄養士に聞きました。

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Q:残暑後のダルさが抜けず、やる気が出ません。

答える人/堀 知佐子(管理栄養士 アンチエイジング料理スペシャリスト、(株)菊の井常務)

A:ウォーキングとさんまの塩焼きで秋バテ解消を!

今年は梅雨寒から一気に猛暑になり、気温の変化が大きい夏だったので、秋はその疲れが遅れて出るころです。だるいからと言ってだらだら過ごすと、余計に疲れが抜けなくなってしまいます。朝少し早起きしてウォーキングやストレッチをしてみましょう。ふだん、あまり使わない体の一部分をストレッチで伸ばして血流を改善すると、乳酸という疲労物質が血流に乗って流れ、体が少し楽になり、だるさの改善が期待できます。 ぬるめのお風呂にゆっくりつかるのもおすすめです。食べ物では秋の味覚さんまを。カルシウム・ビタミンD・ビタミンB群・ビタミンA・タンパク質・EPA・DHAと栄養豊富で、秋バテにはもってこい。いただくときは塩焼きで、さんまの内臓ごと食べれば、より栄養価が高まります。

ほかには疲労回復に効果があるビタミンB1を含んだ豚肉もおすすめです。玉ねぎやニラなどと合わせるとビタミンB1の効果が持続します。豚しゃぶとオニオンスライスのサラダ、玉ねぎをすりおろしたドレッシングは、簡単にできておすすめです。また鉄分が足りないと体に酸素がゆき届かなくなり、だるさが増します。レバニラ炒めや貝の味噌汁などを積極的に食べることも対策になります。

写真/Shutterstock.com

管理栄養士 アンチエイジング料理スペシャリスト、(株)菊の井常務

堀 知佐子(ほり ちさこ)

京都の調理師学校で教鞭をとった後、京料亭「菊乃井」の物販事業部責任者を経て、2010年株式会社「菊の井」常務就任。08年アンチエイジングをコンセプトとしたレストラン「Le Rire(ル・リール)」を開業。料理教室の開催、地方自治体アドバイザー、講演など、食と健康をテーマに幅広く活動。著書に『みそと野菜でアンチエイジング』『100歳まで錆びない栄養レシピ』など多数。新渡戸文化大学客員教授。

●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ! 件名に「働くアラフォー質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。

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