きれいめトラッド派が“今年買い”するべきコート&ブーツは?
コート1:キャメルのダッフルコート
▲端正ながらデイリーな親しみやすさを誇る
トラッドを象徴するダッフルコートは、 上品なキャメルが大人の選択。程よくカジュアルでメンズライクな佇まいで、 他のアウターとかぶらないのが魅力。
コート¥82,000 (ボウルズ〈ハイク〉)
コート2:モノトーンのチェックコート
▲きちんと見えとかっこよさをしっかり両立
今季、数多く登場するチェックのコート。トレンドを感じさせながらも、大人の品格を保つには、モノトーン&小さめの千鳥格子が正解。
コート¥28,149 (バナナ・リパブリック)
ブーツ1:グレーのフランネルロングブーツ
▲ゆったり筒幅とシャープな金具使いが映える
今冬、復活の兆しを見せるロングブーツ。抜群のこなれ感を放つフランネルのグレー、媚びないストレートシルエットがトラッド派の着こなしにぴったり。
ブーツ[ヒール6.5cm]¥202,000 (JIMMY CHOO)
ブーツ2:ボルドーのベルテッドショートブーツ
▲シックなボルドーと中太ヒールが魅力
メンズライクな端正さが漂うベルテッドのショートブーツ。なめらかなレザーの質感も美しく、着こなしを格上げしてくれる。
ブーツ[ヒール7cm]¥127,000 (トッズ・ジャパン〈トッズ〉)
なぜ今、この4つなの?その理由とは
トラッド派のアイテム選びは、普遍的なトラディショナリズムとメンズライクな仕立てのよさを感じさせること。それでいて、ママらしい女らしさや、今っぽいこなれ感も大切にしたい。
スタイリスト・三好さん(以下敬称略):アウターにしてもブーツにしても、基本的には端正な印象を保ちたいですよね。身につけるだけで背筋が伸びるような正統派のアイテムを、どう自分らしく着こなすか。そこが鍵であり、楽しみのひとつでもあります。
Domanist・山内さん(以下敬称略):ダッフルコートを選ぶときに気をつけることはありますか? 私たちの世代だと、制服のようなイメージもあるし、子どもっぽく見えない着こなし方が大事ですよね。
三好:サイズ感を吟味することと、ディテールがさりげないタイプがおすすめです。今回セレクトした〝HYKE〞のダッフルは名品!着ればわかりますが、すっきりとした細身シルエットは、 まさに大人の女性が選ぶべき上質な一枚です。
Domanist・大井さん(以下敬称略):お馴染みのチェスターコートもチェックなら着こなしがガラッと垢抜けそう!
山内:大柄だとちょっと抵抗がありますが、細かい千鳥格子だから気軽に取り入れられますね。
三好:この冬はブーツ選びの選択肢もぐっと増えていて、ロング丈もショート丈も見逃せません。
山内:グレーのロングブーツが新鮮です!
大井:ネイビーや茶系などの手持ちワードローブとも相性がよさそう。
三好:ロングブーツというとブーツインの印象が強いかもしれませんが、今年はスカートや短め丈のワイドパンツなどを上からかぶせるのが粋。
大井:私は身長がそんなに高くないので、ショートブーツのバランスも好き。太めのヒールも歩きやすくて、ママにはうれしいトレンドです。
山内:着こなしが一辺倒になりそうな日でも、落ち着いたボルドーがアクセントに最適!
三好:ブラウンの延長だけどちょっぴり遊び心があって、トラッド派の装いに相性抜群です。
※この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
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※この情報は2019年10月23日現在のものになります。
Domani12/1月号『4大キャラ別 アウター&ブーツ”今年買い♡”』
撮影/谷田政史(CANN/人物)、坂根綾子(静物) スタイリスト/ 角田かおる ヘア&メーク/森野友香子(Perle Management) モデル/望月芹名(本誌専属) 撮影協力/ペンブローク(撮影場所 Tri-Seven Roppongi)、Minotti AOYAMA 構成 /旧井菜月 再構成/WebDomani編集部
スタイリスト
三好 彩さん
『Domani』をはじめとする数々の女性誌で活躍する人気スタイリスト。感度のいいファッション観と抜群の目利きセンスをもち、編集部からの支持も絶大。 自らもトラッド派を名乗る。
Domanist
大井奈津子さん
バッグのデザイン、ブランドのディレクションなどを手がけるアパレル会社を経営。仕事柄、 トレンドには敏感だが、自分も周りも心地よいベーシックスタイルがワードローブの基本。
Domanist
山内 梓さん
学生時代から女性ファッション誌のライターとして経験を積み、 現在は文芸誌の編集者。カジュアルながら品のあるトラッド風の着こなしや、いやみのないママスタイルを心がけている。