Q:仕事も家事も完璧主義の自分に疲れてしまいます
答える人/畑川 麻紀子(Jimokids代表)
A:新しい挑戦を自分にぶつけて、時間のやりくりを突破口に
私も元々は完璧主義でした。深夜になるまで、あれもこれもと仕事に手をつけ、終わらないとイライラしていたこともありました。それが、3年間のビジネススクール在学中に一気にこだわりを捨てました。
ビジネススクールでのMBA取得のような大きな挑戦をするには、これまでやってきた仕事への“完璧主義”をやめて、時間を確保する必要がありました。完璧じゃなくても70~80%の完成度で、残りの時間を新しいことに費やせるのであれば、そのほうがずっと自分自身の成長につなげられると思います。完璧を追求しすぎて、それ以外の可能性を捨ててしまうことのほうが、もったいない。ひとつ新しい挑戦を自分に課してみて、その時間を捻出するための工夫を突破口にすれば、完璧主義から脱せざるを得なりますよ。
写真/Shutterstock.com
Jimokids代表
畑川 麻紀子(はたかわ まきこ)
大学在学中に学生結婚、卒業後は大手IT企業に就職、希望していた新規事業部門にて事業の立ち上げを経験。25歳で第一子を出産後は管理系部門へ異動し、育児と並行して、監査関連の複数の国際資格を独学で取得。第二子育休明けにビジネススクールの入学を決心し、卒業(MBA取得)と同時に会社を退職。
在住地区のビジネスプランコンテストにて特別協賛賞を受賞後は「JimoKids」ブランドを立ち上げ、子ども向け交流イベントの企画・運営を推進。来春には子どもの集えるスペースをOPEN予定。
●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ! 件名に「働くアラフォー質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。