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WOMENバツイチわらしべ長者

2019.12.22

妻の自殺未遂騒動後、2年半かかって離婚が成立。バツ2になったアラフォー男子が幸せになるまで〜次郎さんの場合vol.4【バツイチわらしべ長者】

人生とは喪失と再生の繰り返しのドラマ。「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。2度の離婚を経験し、それでも幸せになることをあきらめない、次郎さんの物語、第4回。

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夜遅く帰ると目の前で用意してあった夕飯を捨てられ…

結婚した後に妻からうつ病になったことを打ち明けられた次郎くん。

最初は「どうにかなるっしょ」とタカをくくっていたものの(それが甘かったんだよ、次郎くん!)、情緒が不安定な彼女と一緒にいることで、彼の精神状態も、徐々に不安定に。

次郎くん:たとえば「今日は仕事で遅くなるからご飯いらないよ」って連絡するでしょ?そうすると、豪華なご飯を作って待ってるんだよね。それで俺が家に帰ってそのご飯を見て「食べるよ」って言うと、「食べてきたんでしょ」って目の前で全部ゴミ箱に捨てたりする。

あるときは、夜中に帰ったらドーナッツが50個くらい揚げてあって、2個食べて「もう食べられない」と言ったら全て捨てられたこともあったとか。

家に帰るとそんな状態の妻が待ち受けているという日々が続いていたある休日の昼。目覚めたとき、なぜか何も感情のない「無」の精神になっている自分に気づいて、不安になってお笑い番組を観始めたところ、全く面白いと思えず笑えないという状況に。

冷や汗をかきながら妻に相談すると、にやりと笑みを浮かべながら「それ、うつ病だよ。100パーセント、ウツだから」と言われたそう。

貯金が底をつきそうになったときに「子どもが欲しい」と言った妻

また、結婚後に会社を次郎くんに相談せずに勝手に辞めてきてしまった妻ですが、次郎くんも音楽業界でフリーランスで仕事をしていて実質無職だったため、生活費が底をつき始め、今までは「好きなことやっていいよ。私が食わせてあげるから」と豪語していた妻が、「そろそろちゃんと働いて欲しい」と言い出しました。

「自分だって働いてないだろ」と言うと、「私はうつ病で今は仕事ができないから」の一点張り。さらにはそんな状況にも関わらず「子どもが欲しい」と言われ、「まだいらない」と次郎くんが言うと、翌朝、妻は睡眠薬を過剰摂取するという行為に及んだのです。

食べ物を捨てるのも妻の「構って欲しい」という気持ちからの行為だとしたら、それがエスカレートした形だったのでしょうか。次郎くんはそれを妻からの「構って欲しいサイン」だと受け取ったといいます。

それをきっかけに、妻の両親が妻を迎えにきて、実家に連れて帰ったそう。

次郎くん:彼女は、連れて帰られたら結婚生活の終わりだとわかっているから、狂ったように暴れてたけどね…。

彼女の両親からは手切れ金のような形でバイクを買い与えられて、「娘とは別れてくれ」と言われたのですが、離婚届に判をついて送ったのに、「娘の精神状態が落ち着いたら提出するから」と、結局その後離婚が成立するまでは、2年半もかかったのでした。

「何かの罠かと思ったから、その間はずっと外出もしないで引きこもってたよね。誰かと付き合ったら不貞行為になっちゃうし」と次郎くん。

一緒に暮らしたのははわずか1年にも満たないのに、約3年半、ずいぶんと濃厚な結婚生活だったようです。

2度の離婚を経て、バツ2となった次郎くんが学んだこととは? そして今、彼が結婚に求めることとは一体何なのか。それは次回に続きたいと思いますが、救いなのは、今彼が幸せな恋愛をしてるということ!

【取材に協力してくださる離婚経験者募集中!】この連載で取材に応じてくださる離婚経験者を募集しています。内容は匿名、個人が特定できる情報は割愛して掲載させていただきます。ご協力くださる方はdomani2@shogakukan.co.jp に詳細の情報をお寄せください(離婚の内容の概要をなるべく具体的に、ご自身の職業、お子さんの年齢、性別などをお知らせください)。 メールの件名に「バツイチわらしべ長者」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。取材をお願いする方には2時間程度のインタビューで、編集部規定の謝礼をお支払いいたします。

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。Web Domaniで離婚予備軍の法律相談に答える「教えて! 離婚駆け込み寺」連載も担当。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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