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LIFESTYLE シングルマザー・再婚

2019.12.22

妻の自殺未遂騒動後、2年半かかって離婚が成立。バツ2になったアラフォー男子が幸せになるまで〜次郎さんの場合vol.4【バツイチわらしべ長者】

貯金が底をつきそうになったときに「子どもが欲しい」と言った妻

また、結婚後に会社を次郎くんに相談せずに勝手に辞めてきてしまった妻ですが、次郎くんも音楽業界でフリーランスで仕事をしていて実質無職だったため、生活費が底をつき始め、今までは「好きなことやっていいよ。私が食わせてあげるから」と豪語していた妻が、「そろそろちゃんと働いて欲しい」と言い出しました。

「自分だって働いてないだろ」と言うと、「私はうつ病で今は仕事ができないから」の一点張り。さらにはそんな状況にも関わらず「子どもが欲しい」と言われ、「まだいらない」と次郎くんが言うと、翌朝、妻は睡眠薬を過剰摂取するという行為に及んだのです。

食べ物を捨てるのも妻の「構って欲しい」という気持ちからの行為だとしたら、それがエスカレートした形だったのでしょうか。次郎くんはそれを妻からの「構って欲しいサイン」だと受け取ったといいます。

それをきっかけに、妻の両親が妻を迎えにきて、実家に連れて帰ったそう。

次郎くん:彼女は、連れて帰られたら結婚生活の終わりだとわかっているから、狂ったように暴れてたけどね…。

彼女の両親からは手切れ金のような形でバイクを買い与えられて、「娘とは別れてくれ」と言われたのですが、離婚届に判をついて送ったのに、「娘の精神状態が落ち着いたら提出するから」と、結局その後離婚が成立するまでは、2年半もかかったのでした。

「何かの罠かと思ったから、その間はずっと外出もしないで引きこもってたよね。誰かと付き合ったら不貞行為になっちゃうし」と次郎くん。

一緒に暮らしたのははわずか1年にも満たないのに、約3年半、ずいぶんと濃厚な結婚生活だったようです。

2度の離婚を経て、バツ2となった次郎くんが学んだこととは? そして今、彼が結婚に求めることとは一体何なのか。それは次回に続きたいと思いますが、救いなのは、今彼が幸せな恋愛をしてるということ!

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。Web Domaniで離婚予備軍の法律相談に答える「教えて! 離婚駆け込み寺」連載も担当。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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