夜遅く帰ると目の前で用意してあった夕飯を捨てられ…
結婚した後に妻からうつ病になったことを打ち明けられた次郎くん。
最初は「どうにかなるっしょ」とタカをくくっていたものの(それが甘かったんだよ、次郎くん!)、情緒が不安定な彼女と一緒にいることで、彼の精神状態も、徐々に不安定に。
次郎くん:たとえば「今日は仕事で遅くなるからご飯いらないよ」って連絡するでしょ?そうすると、豪華なご飯を作って待ってるんだよね。それで俺が家に帰ってそのご飯を見て「食べるよ」って言うと、「食べてきたんでしょ」って目の前で全部ゴミ箱に捨てたりする。
あるときは、夜中に帰ったらドーナッツが50個くらい揚げてあって、2個食べて「もう食べられない」と言ったら全て捨てられたこともあったとか。
家に帰るとそんな状態の妻が待ち受けているという日々が続いていたある休日の昼。目覚めたとき、なぜか何も感情のない「無」の精神になっている自分に気づいて、不安になってお笑い番組を観始めたところ、全く面白いと思えず笑えないという状況に。
冷や汗をかきながら妻に相談すると、にやりと笑みを浮かべながら「それ、うつ病だよ。100パーセント、ウツだから」と言われたそう。