DV彼女に暴力を振るわれ、パンツ一丁で逃げ出しました。
妻に浮気されて離婚した、傷心の寿明さんの前に現れた店の常連の女性。彼女からの押しに負けて付き合ったものの、交際後すぐに暴力を振るわれるように。
前回のお話▶︎イケメンなのに女運が最悪!子連れ女性と幸せな再婚をするまで
寿明さん:昔キャバ嬢の子に送った携帯メールを勝手に見られて、逆上されて。殴られたり髪の毛を引っ張られて部屋中引き回されたり…。ガラスを割られたこともあれば、洋服もビリビリに破られました。DV彼女って、まじでヤバいです(涙)。
さかい:怖い…。それでも別れられないものなんですか?
寿明さん:なんか、こっちも洗脳されちゃうというか、必死でわけわからなくなっちゃってたんですよねえ。一度、ベルトのバックルで殴られそうになったから避けたら、そのバックルが彼女に跳ね返って青タンになって、僕がDVを振るったと言いふらされたこともあったんです。
バックル…! 命の危険を感じるやつだ!
結局、最終的に寿明さんがパンツ1丁で家の二階から電信柱を伝って逃げ出して、近所の友人宅に駆け込みズボンを借りてから警察に駆け込んで、ようやく彼女と別れられたそう。
―最初の浮気ぐせのある奥さんといい、DV彼女といい、このあと語られる今の奥さんは大丈夫なのか心配になってしまうほど、女を見る目がなさそう(失礼!)な寿明さんですが…。
さかい:それで、今の奥さんとはどこで知り合ったんですか?
寿明さん:うちのバーです。
って、またバーなのか〜〜い(笑)!!
寿明さん:向こうはその頃、DV夫と結婚している子持ちの既婚者で。うちのバーの常連さんとして仲良くしてるうちに、そういう関係になりました。
彼がその既婚女性と再婚するまでのお話は、次回に続きます。
インタビュー・文
さかい もゆる
出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。Web Domaniで離婚予備軍の法律相談に答える「教えて! 離婚駆け込み寺」連載も担当。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。