写真を撮るとき「せーのっ」で片手でグラスを持つ人たち
インスタに、はたから見るとちょっとイタイ投稿をする、いわゆる「インスタおばさん」。そんな方たちに目立つのが「昼シャン女子会」投稿。「昼間から友達とシャンパン女子会」的な文章が入り、3〜4人の女性が背筋を伸ばしてシャンパングラスを片手に持ち、顏を少し傾けて「イェ〜イ」「ニコッ」。見ている側は自意識が集合した構図にげんなり・・・することも。でも、同じ〝昼シャン〟投稿でも、ひと工夫すれば好印象になることも! そんなちょっとしたコツを、マナーにも詳しい人気スタイリスト霜鳥まき子さんに教えていただきます。
片手シャンパン投稿でも、内容が充実していれば好印象
「『優雅でうらやましい』と思うところもありますが、似たような写真がいつも上がっていて内容がよくわからないと、つい『何をしている方たちなのかな?』と考えてしまいます。同じ片手シャンパングループの投稿でも、美味しかったお料理の感想や接客やインテリアの素晴らしさなどを伝えてくれるものだと、『ていねいな暮らしをしている方なんだな』と好感度が上がります。お互いをただ褒め合うだけでなく、大人のSNSのマナーとして、みんなが知りたい情報を入れ込むのがポイントですね」(霜鳥まき子さん)
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霜鳥まき子/著 ¥1,000(小学館)
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教えてくれたのは・・・
世直しスタイリスト
霜鳥まき子
パーソナルスタイリスト。青山学院大学英米文学科卒業後、日本航空国際線CAとして10年間務める。海外で経験したパーソナルショッパーという職業に感化され、ファッションを通して女性のライフスタイルに寄り添いたいと思うように。その後、パーソナルスタイリストの創始者、政近準子氏に師事。独立後は、1万人を超える女性のパーソナルスタイリングを行ってきた。伊勢丹 新宿店や銀座三越にて、スタイリングアドバイスやファッションセミナーを多数開催。
▶株式会社SPSO HP
イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子