ワーママセレブFile 10 ジェニファー・ロペス
去年2月に、アメリカ最大のスポーツの祭典、スーパーボウルのハーフタイムショーに史上初のラテンアメリカ系女性歌手として、シャキーラと共に出演を果たした歌手のJ.Loこと、ジェニファー・ロペス。元夫マーク・アンソニーとの間に設けた男女の双子、エメちゃんとマックス君(11歳)を育てるママでもあります。
ハーフタイムショーのステージには彼女の娘のエメちゃんもサプライズで登場し、ママ譲りの歌声を披露してくれました。50歳にしてセクシーでパワフルな彼女のライブパフォーマンスは、世界中の女性たちに勇気を与えてくれたのです。そんな彼女がステージ後に語った言葉がこちら。
アメリカの国旗とプエルトリコの国旗を持ち、自分の娘と一緒に歌って女性やシングルマザー、そしてワーキングマザーを代表できたことが、どれだけ特別なものかは理解しているわ。あなたの望むことはすべて出来るということ。これが私が娘たちに教えたいことで、彼女たちにはそんな世界を見せて、そういう人間になって欲しいの。自分の意見を主張できる、強くて自立した女性にね。今日のテーマは、力強く自分の声で叫ぼうというものだったのよ
ハリウッドで「#Me Too」運動などの女性の権利を求めるフェミニズムの気運が盛り上がっている中、アラフィフで女性、そしてラティーノであるJ.Loが、同じラテンアメリカ系でママでもあるシャキーラとこの日のステージに立ったことは、とても象徴的な出来事でした。
さらに彼女は、主演を務めた映画「ハスラー」でゴールデングローブ賞にノミネートされ、アパレルブランド「GUESS」の広告モデルに抜擢されるなど、まさに今がキャリアのピーク。私生活では6歳年下の元大リーガー、アレックス・ロドリゲスと婚約中で、女性としても幸せいっぱい。そんな彼女の生き方自体が、娘のエメちゃんにとっては、年齢で何かをあきらめることなんてないという、強いメッセージになっているのではないかと思いました。
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写真/AFLO
海外セレブウオッチャー
さかいもゆる
出版社勤務を経て、フリーランスライターに。海外セレブ事情に精通し、講談社mi-mollet「セレブ胸キュン☆通信」やVOGUEオンライン「セレブ美容探偵」など、女性誌を中心に多数のセレブ連載を執筆。今気になるセレブは、アラフィフになってますます色気が増したブラピ♡