Q:夫が「専業主夫になる!」と言い出した。妻としての心がけは?
答える人/吉野 麻衣子(心理カウンセラー)
A:「任せる」「褒める」「伸ばす」でやる気を後押し
まず専業主夫開始前に、「育児での夫婦の役割」「夫が体調不良や倒れた場合などの経済バックアップ」について、話し合って書面に残しておくことをおすすめします(万が一のとき、離婚調停でも役立ちます)。
仕事を辞めてでも妻を助けて家事を負担しようという気持ちをくみつつ、妻としては、そのやる気の継続を意識したいところ。我が家では、夫は「専業」ではありませんが朝・昼・晩のご飯を全て手作り、その後片付、掃除、洗濯まで気分よく「主夫」をしています。
ポイントはいたってシンプルです。
「任せる」「褒める」「伸ばす」、そして「ありがとう」を言う。
夜のリラックスタイムに、「笑顔で帰宅してくれてありがとう」など、どんな些細な事でもいいので、たくさんの「ありがとうポイント」を言うことです。
イマイチな点があっても「ありがとう。さらにこれをしてくれたら、もっとうれしい」と、文句や口出しをできる限りしないこと。物足りなかったり、(夫が)気づいていない部分があったら、「これ助けてー」と手伝いをお願いし、さり気なく気付かせてあげましょう。
小さなことでも、褒めることで承認欲求を満たし、小さな成功体験を積ませてあげる。相手の心は満たされ、より頑張り、成長してくれますよ。
写真/Shutterstock.com
心理カウンセラー
吉野 麻衣子(よしの まいこ)
「SMART BRIDAL」代表/婚活心理カウンセラー、モデル/「MBA(経営学)・心理学・AI・オンライン」を融合させた戦略的婚活の可能な結婚相談所を経営。
43歳で14歳年下男子と再婚。MBAと心理カウンセラーの資格をもち、さまざまな企業で経営側に立って部下を指導するかたわら、多くの婚活&キャリア指導の経験を活かし、女性の婚活を支援中。
サイト:https://peraichi.com/landing_pages/view/smartbridal/
年下エリートモテ男子との愛され婚をした秘訣ブログ:https://ameblo.jp/smartbridalmaiko/
●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ! 件名に「働く女性の質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。