Q:子どもより夫に手がかかります。自立してほしいけど…
答える人/吉野 麻衣子(心理カウンセラー)
A:料理や自分の準備、一緒にやりつつ徐々に手抜きを
そんな場合は、いきなり自立を促すのではなく、家事や子育てを「一緒にする」ことから始めましょう。そして、少しずつあなたが手を抜いて、抜けていくという作戦です。
人は「いきなりやらされる」に対して、強い抵抗があります。人の心理として、急激な変化を恐れる気持ちが裏に働くためで、あなたへの甘え(依存)がそうさせていることもあります。
たとえば食事の準備など、まずはあなたから「一緒にしましょう」と誘い、一緒にやるようになったら、気づかれないように少しずつ手を抜き、パートナーにそのぶんをフォローしてもらうようにするのです。
そのとき、「すごい!! やっぱり頼りになる!」と、わざとらしくならない程度に、甘えキャラを出すのも効果的。
パートナーが「これをしたら喜んでもらえる。頼られている」と思えるようになったら、ほぼ成功。この繰り返しで少しずつ自立を促しましょう。やってはいけないのは、ほかの家の夫をほめたり、比べたりすることです。
ちなみに、私の夫は14歳年下ながら私よりしっかり自立していて、仕事はもちろん、家事もバリバリこなしてくれています(笑)。
写真/Shutterstock.com
心理カウンセラー
吉野 麻衣子(よしの まいこ)
「SMART BRIDAL」代表/婚活心理カウンセラー、モデル/「MBA(経営学)・心理学・AI・オンライン」を融合させた戦略的婚活の可能な結婚相談所を経営。
43歳で14歳年下男子と再婚。MBAと心理カウンセラーの資格をもち、さまざまな企業で経営側に立って部下を指導するかたわら、多くの婚活&キャリア指導の経験を活かし、女性の婚活を支援中。
サイト:https://peraichi.com/landing_pages/view/smartbridal/
年下エリートモテ男子との愛され婚をした秘訣ブログ:https://ameblo.jp/smartbridalmaiko/
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