【目次】
現在はパートナーと娘と半同棲中
四国の実家から上京し、そこで出会った男性と結婚して大阪に。その後大阪で離婚→再婚からの離婚で四国に舞い戻り、小5の娘を連れて、再び東京へ。
▶︎再婚相手のDVが理由で2度目の離婚!シングルマザーの激動人生
かなりめまぐるしい引っ越し人生を送るカンナさんですが、占い師にも「ひとつの場所に根を張る星の下には生まれていない」と言われ、2年以上同じ場所に暮らしたことがないとか。
カンナさん:私の両親も自由人で幼い頃から様々な場所を転々としていたんです。だから私も引っ越しには慣れているし、うちの娘もそんな生活に慣れているからこそ、東京に引っ越すことに抵抗がなかったみたい。
実は今住んでいる家も、そんなに古いわけではないのに急に取り壊しが決まって年内で引っ越さないといけないことになっているそう。
さかい:今、お付き合いしている方はいらっしゃるんですか?
カンナさん:はい、交際6年目になる彼がいて、娘公認で半同棲で仲良くしています。
さかい:中学1年生って多感な時期だと思うんですが、お母さんであるカンナさんの離婚や再婚については何か言われたりしましたか?
カンナさん:再婚のときも離婚のときも何も言われなかったんです。2度目の離婚のときには「次に誰かいい人がみつかったらいいね」って。
さかい:何だか海外の家庭のように母親の恋愛に理解がある娘さんで、素晴らしいですね…! 考え方が大人っぽいのかしら。
娘さんは彼のことを小学1年生から知っているので、カンナさんが再婚して彼がステップファザーになることにも抵抗はないのだそう。
さみしがりやで、常に恋していたいという恋愛体質のカンナさん。
現在の恋人は6歳年上で、仕事で出会ってそれ以降、公私共に支え合うパートナー。お相手はカンナさんとの結婚を考えているけれど、カンナさんは「結婚してもしなくてもどちらでもいい」と思っています。
カンナさん:私にとっての結婚って、好きな人とずっと一緒にいたいからするもの。よく、「結婚したら空気みたいな存在になる」と言う人もいるけれど、私はそういう関係は嫌なんです。好きじゃなくなっているのに情だけで一緒にいるのは絶対に嫌。我慢が苦手だから、我慢してまで誰かと一緒にいる、という状態が無理なんですよね。そのためにも、金銭的な面では常に自立していたいなと思っています。
とはいえコロナ禍でカンナさんの営む飲食業も打撃を受け、休業せざるを得ない状況。
それでも、「最悪、ダメになったらまた考えればいいや」と考えられるカンナさんはすごいなと思いました。
カンナさん:子供の高校卒業までは親に責任があると思っているけれど、その先はまたふらふら放浪してもいいし。そのときそのときで、やりたいことをやって、もっと自由な生き方ができるといいなと思ってるんです。
アフターコロナの時代、こんな風に柔軟性のある生き方ができる人が強いのかもしれません。そしてアラフォー以降は特に、自由に生きるためにもモテるためにも、「自立」していることがいちばん大切。
36歳のカンナさんが、今後40代、50代になったとき、どんな人生を送っているのかが、楽しみ!
インタビュー・文
さかい もゆる
出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。