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WOMENバツイチわらしべ長者

2020.09.06

子どもと一緒に住めなくなっても、私がバツ2を選ぶ理由〜宏美さんの場合vol.1【バツイチわらしべ長者】

「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。ふたりの子供を手放してバツ2になる決意をした宏美さんのお話、第一回。

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(取材データ)
宏美さん(仮名)、41歳。現在は専業主婦。22歳で授かり婚するも、稼ぎのない夫に愛想を尽かし1年で離婚。その後介護職と水商売をかけ持ちして娘を育て、33歳で再婚。今の夫とは離婚してふたりの子どもは夫に育ててもらう予定。

子どもたちと離れてまで、私がバツ2になりたい理由

最近この連載では離婚後お子さんと離れて暮らすバツイチさんの登場が多いのですが、今回の宏美さんはさらに自由。バツイチで、連れ子の娘と、再婚した夫との間に息子がいるのですが、そのふたりの親権は夫に任せて、ひとりで生きて行く決意をしている「バツ2予備軍」なのです。

前の夫と子供を現在の夫に託すって、なかなかすごいこと。それを容認してくれる夫はよっぽど心の広い人だと思うのですが、宏美さんはどうして離婚を考えるようになったのでしょうか。

最初の結婚は、22歳のとき。子どもができたので結婚したけれど、5歳上の夫は口ばかりの野心家で、お金を稼いで来ない。仕方なく、宏美さんは以前から働いていたスナックでの水商売を続けながら生活費を稼いでいました。

さかい:その間お子さんは誰がみてくれてたんですか?

宏美さん:それが、ちょっとややこしいんですが、以前勤めていたスナックのママの息子が元彼なんですけど、その元彼のお父さんが娘のベビーシッターをしてくれてたんです。

さかい:えっ?

状況が飲み込めず、3回くらいお話を聞き直して、ようやく相関図を理解した私。どうやら宏美さんは、かなり自由奔放な生き方をしているお方のようです。

転職を重ね、家賃も払えない有様の夫を、子どもを抱えながら支える気にはなれなかった宏美さん。「これなら離婚して母子家庭手当をもらった方がいいな」と離婚を決意します。まあ、妥当な考えですよね。

宏美さん:夫と一緒にいるほうが将来不安だな、と感じたので、シングルマザーになることに一切迷いはなかったです。

23歳で離婚し実家に帰り、昼間は老人ホーム、夜はスナックと二足のわらじを履いて働く生活が続いたあと、友達の紹介で出会ったAさんと再婚。そのとき、宏美さんは33歳。

宏美さん:10年間母子家庭をやってて、ひとりでがんばるのに疲れたんですよね。本当は結婚したい相手がいたんですが、外国人だったために両親に交際自体を反対されて…。

そこで、「次に結婚するなら収入が安定している人にしよう」と選んだのが、10歳年上の大手企業に勤める真面目なサラリーマンのAさんでした。

再婚2年目に夫との間に男の子を出産。連れ子も実子も分け隔てなく育ててくれるAさんに、娘も懐いていて、傍目には幸せそうなステップファミリー。

そんな穏やかな幸せを、なぜ今再び、宏美さんは手放そうとしているのか。そのお話は、次回に続きます。

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インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

 

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