米国のヴィーガンミールキット『Purple Carrot(パープルキャロット)』
昨年10月末に日本初上陸した『Purple Carrot(パープルキャロット)』をご存知ですか?米国48州を対象に肉や魚などの動物性食品を避けるヴィーガン食のミールキット宅配をしている会社で、日本では『Oisix(オイシックス)』で利用できるんです。さっそく、自粛生活で偏った食生活を改善すべく、利用してみることにしました。オーダーしたのは三ツ星レストランで料理長を務めている、米澤文雄さんが監修した「米澤流べジボロネーゼ」。本当にお肉なしでボロネーゼができるの?お肉なしでも満足できる??そんなことを思いながらもポチリ。
ヴィーガンの概念が覆る手軽さとおいしさ!
なにが便利って、1袋にすべて材料が揃っているから、これさえあれば1食分の食事が完結できること。余計な食材を買う必要がなく、本当にあっという間にできちゃうんです!フードロスがないということは地球環境の保全にもつながりますよね。メインや副菜のサラダだけでなく、パスタの仕上げにちょこっとふりかけるパセリまで入っているのには感動しました。こういうちょっとした葉物って、スーパーで買うほどじゃないんだけど、ほんのちょっとだけほしい。まさにかゆいところに手が届くこの感じ。最高です。
画像付きの詳しいレシピを見ながら作れるから間違いがない!
そして、何より助かるのは、このレシピ!ところどころにポイントが記載されているから、誰でも手軽においしくできる。仕事が遅くなる日や休日のランチに、このレシピを見ながら旦那さんに作ってもらうのもいいかもしれませんね。
ヴィーガン料理の決め手は「旨み」と「油分」
監修した米澤さんによると、お肉などの動物性食材を使わないぶん、マッシュルームや玉ねぎ、セロリなどの香味野菜をじっくり炒めて、旨みをぎゅっと凝縮するのがポイントなんだとか。さらに、野菜を炒める工程で、たっぷりの油をなじませるようにくたっとするまで炒めるとおいしく仕上がるそう。プロのちょいテクも学べて、2度得した気分です。
できあがったパスタは、お肉が入った本格派ボロネーゼと見間違えるほど! 子どもたちなんて、普段食べないナスももりもり食べてくれて、「おかわりー!」とうれしい限り。アツアツを険しい顔で食べている画像で失礼します・・・(笑)
「お肉が続いたから、今日はヴィーガンにしてみようかな」そんな感覚で手軽にできるミールキット。偏りがちな食生活に時々ヴィーガンを取り入れることで、栄養バランスを見直し、より健康的な生活を送ることができる。しかも、帰宅後20分ですぐ作れちゃう。忙しいワーママにこそ、おすすめしたいですね。
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写真・文/川口ゆかり
エディター
川口ゆかり
女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラムも話題。