前回大反響だったプチプラコスプレの別バージョンをお披露目！
ヘアメイクの山ちゃんこと、山下美紀さん（以下、山ちゃん）のプチプラコスプレ。お待たせしました、その続編です！まずは、山ちゃんコスプレの五箇条をおさらいしましょう。
１：市販されている高額なコスプレは購入しない。
今年なら「鬼滅の刀」など、みんながやりそうなメジャーなキャラはあえて限り避ける。
２：1から製作せず、なるべく家にあるもので代用する。
３：付属品は100円均一で購入。
４：ミシンは使わない。
５：見えないところは手を抜くと、まさに忙しいワーママの鑑です！そんなわけで、３年前のテーマは……
目指せ！「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロウ風コスプレ
当時、息子くんが剣にハマっていて、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の再放送で剣をふりかざす、ジョニー・デップを見てひらめいたんだそう(笑)。「パイレーツ・オブ・カリビアン」は言わずと知れた人気洋画。ジャック・スパロウのコスプレ自体は存在するらしいのですが、子供用が見つからない！そこで、山ちゃんはオリジナルをプチプラで作ることを決意します。まずはスマホで画像を検索し、頭に落とし込むことからスタート。驚くべきはその製作期間。何ヶ月も前から用意するのではなく、10月に入ってからテーマを決めて、３日間で仕上げる（!!）とのこと！凝った衣装ですが安心してください、今回もプチプラですよ。
衣装はパパ＆ママの洋服を拝借！
家にあったパパのシャツに〝ダイソー〟のミニブランケット（１枚）をカット＆手縫いし、即席のベストに！ 型紙は作らず、フリーハンドで大きめにカットして、そこから微調整していくのが山ちゃん流。左右違うけれど、それも味ということでOK。フェルト生地は裾がほつれにくく、切りっぱなしでもいいのでアラが目立たないので、ズボラなママにおすすめだとか。
腰につけた白いストールやベルト、剣は〝ダイソー〟。銃だけはリアリティー感にこだわりたかったので、東急ハンズで購入したそう。本家は腰位置に動物の手がぶら下がっているそうなんですが、似たようなものがなく（そりゃないわ！）〝ダイソー〟で売っていたガイコツの手のヘアピンを流用。ズボンは普段はいているパンツ、靴は私物のスノーブーツとどこまでも無駄な出費は控える方向で！
シルバーアクセはダイソーで買えるアレを代用
ジャック・スパロウの手元にジャラジャラ重ねづけしているシルバーのアクセ。忠実に再現するのはお金がかかるのでこちらは〝ダイソー〟のヘアゴムを代用。壊れる心配もなく、子どもが長時間、手首につけていてもストレスフリー。よく考えられてます。
ヘアメイクはどうする？
ノーズシャドーにアイシャドー、アイライナーにアイブロウと、ここはプロの腕の見せどころ。ちなみにジャック・スパロウのトレードマークでもあるヒゲは、アイブロウで描いているのだとか。つけヒゲをつけてしまうとかわいくないので、あえて手描きすることでくすっと笑える、レプリカ感を。朝は濃いけれど、パーティー終わる頃には薄くなっているのがじわじわくるポイント。ヘアスタイルは、家にあったつけ毛に白髪っぽく見えるよう〝ダイソー〟の毛糸（ベージュ）を三つ編みしたんだとか。帽子は〝ダイソー〟のフェルトで作ったお手製です！ お金を出してコスプレを買うのではなく、家にあるものや100均アイテムでじょうずにリメイクするというこの姿勢、見習いたいですよね。今年はどんなコスプレを披露してくれるのか……いまから楽しみです♡
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写真・文／川口ゆかり
エディター
川口ゆかり
女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは２児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラムも話題。
