厚生労働省の国民生活基礎調査(平成28年版)によると、18歳未満の子供がいる女性のうち、ワーキングマザーの割合は68.1%と過去最高(とはいえ、0歳児の母親の就労率は約4割。出産したら一度仕事をやめるというケースはまだ多い)。
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ワーキングマザーは「普通」の時代
つまり、ワーキングマザーは〝めずらしくはない〟時代。女性の社会進出が取りざたされたり、持ち上げられたりはもう過去の話。
最近の「働き方改革」を軸とした社会の流れは、ワーキングマザーには追い風。定時退社を促す風潮は、時短勤務の後ろめたい気持ちを軽減してくれるし、子供が熱を出したときは、リモートワーク制度が助けに。さらに企業内保育所も増加中。
解決すべき課題はまだまだたくさんありますが、女性が「働き方」をストレスなく選べる社会へと、向かっていることは間違いないと言えます。
Domani2018年1月号 私たちアラフォー世代が日本の仕事服を変えていく! より
撮影/安井宏充(WEEKEND) 構成/福本絵里香(本誌)