東京にいながら北欧を旅した気分を味わおう!
新型コロナウィルスの影響で、楽しみにしていた旅行の予定をキャンセルした方も多いのではないでしょうか? なかなか海外に出かけることが難しいご時世ですが、今週末に東京・広尾にある駐日フィンランド大使館で、フィンランドの夏休みを体験できるイベントが開催されるんです!その名も“Happy Day in Finland”。
Happy Day in Finlandとは?
フィンランド政府観光局が主催するオープンハウスイベントで、フィンランドの夏の1日を体験し、自然に密着したサステナブルな生活様式に親しんでもらおうというもの。2020年11月21日(土)・22日(日)、東京・広尾にある駐日フィンランド大使館内に新規オープンした木造施設「メッツァ・パビリオン」にて、一般公開されます。しかも、参加料はFREE! そう、無料なんです。第一次受付はすでに終わっていますが応募が殺到したため、新たに追加枠を設け、受付をスタート。11月19日(木)12:00まで事前申し込みの上、抽選に当選すれば、イベントに参加できるんだそう。
今回は先日、行われたプレ・イベントに子どもたちと参加してきた様子をルポします。
普段、立ち入ることができない駐日フィンランド大使館に入れるというプレミア感!
一歩足を踏み入れた瞬間から、そこはもう別世界。北欧らしい家具や照明、どこからか聞こえてくる陽気な音楽、美味しそうな試食にお花の香り。天井からディスプレイされた船の飾りは、小さな船が集まってできている群島地域をイメージしたんだそう。まさにフィンランドを視て、聴いて、触って、嗅いで、味わう、五感で楽しむイベント!異文化を学ぶ、いい機会でもあります。
自然の花で世界でひとつだけの花冠を作ろう!
このイベントでは3つの地方(湖水地方・西海岸の群島エリア・ヘルシンキ)の夏休みの過ごし方を体験できます。なかでも、子どもたちが夢中になって楽しんでいたのが、花冠をつくるワークショップ。フィンランドでは、一年で一番明るい日をお祝いする〝夏至祭″が最大の催事といわれており、生花をあしらった花冠はお祭りに欠かせないアクセサリーなんだとか。
長い長い夏休み
余談ですが、この催事を皮切りに本格的な夏がスタート。学校の夏休みが始まるのも5月下旬から8月上旬くらいまでの2ヶ月半近くあり、企業に働く人たちは、この2ヶ月半の間に有給休暇として、4週間の夏休みが義務付けられているのだそう。ワーママにとっては、うらやましすぎる環境。かなうことなら、フィンランドで暮らしたいーーー!
ワークショップでフィンランドを体験!
子どもたちと花冠をつくるワークショップに参加。自分の頭のサイズにワイヤーを調整してから、ひとつひとつ、手作業で作っていきます。これがなかなか難しい……。
▲約30分ほどで出来上がり、みんなで記念撮影することに。会場のどこで写真を撮っても絵になります。
湖水地方でおなじみ「MOKKI(モッキ)ダーツ」
フィンランド人が夏休みに過ごす代表的な場所が「ケサモッキ」といわれる、サマーコテージ。このケサモッキ、フィンランドの国民の多くが所持しているといわれ、そこで楽しむアクティビティのひとつが「モッキダーツ」です。勝敗だけでなく、大切な家族や友人と楽しい時間を過ごして、幸せを2倍にするという意味がこめられているんだとか。普段の生活から離れ、自然の中に身を置いた環境で過ごしてみると、人間本来が持っている感覚が取り戻されるような気がしますよね。なんだか、フィンランドの夏休みって素敵過ぎる♡
フィンランドからポストカードを送ろう!
日本でも愛されるフィンランドの象徴的キャラクター・ムーミン。そのムーミンと仲間たちがモチーフになったポストカードに色を塗ったり、メッセージを書いて大切な人に贈るというワークショップも。イベント当日、専用ポストから投函すれば、数日後にフィンランドの消印でポストカードが届くというシステム。さっそく、コロナで会えない、じぃじやばぁばにカードを送りました。ちょっと早いクリスマスカードとして喜んでもらえそうですよね。
ほかにもフィンランドの森で自生しているビタミンたっぷりのベリージュースの試飲や、濃厚なチョコレートの試食、VRグラスを使用した観光などなど、見所が盛りだくさん!子どもたちにとっても、つかの間の旅行気分を味わえるはずですよ。気になった方はぜひぜひ、応募してみてください。
追加応募期間は11月17日(火)から19日(木)の正午まで。
応募はこちらから
・新型コロナウイルス感染拡大予防対策として、一度に入場できる人数を制限しています。
・イベント参加の際には、他の来場者と十分な距離をとり、マスク着用をお願いいたします。