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2020.10.25

11月は酉の市(とりのいち)に出かけよう!縁起物の熊手に込められた意味は?

酉の市は11月に神社やお寺で開催される、年中行事の一つです。期間中は熊手や八頭など、開運のご利益があるとされる縁起物が並び、例年多くの人でにぎわいます。酉の市の由来や見どころ、おすすめの神社を紹介します。

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【目次】
秋の終わりの風物詩、酉の市とは?
買ってうれしい、酉の市の縁起物
酉の市に行くならココ。有名神社3選

秋の終わりの風物詩、酉の市とは?

秋も終わりに近づいてくると、ちらほらと酉の市の話題を耳にするようになります。しかし具体的な内容までは、意外に知られていないかもしれません。

酉の市

(C)Shutterstock.com

酉の市が開催される日時や場所、起源について見ていきましょう。

11月の酉の日に東京を中心に開催

酉の市は11月の「酉の日」に、主に「とり」にゆかりのある神社や寺で開催される年中行事です。「酉の日」は十二支にもとづいて定められた暦上の日付で、12日おきにめぐってきます。

このため11月に酉の日が2回しかない年もあれば、3回めぐってくる年もあり、酉の市が開催される日程も年によって変わるのです。ちなみに、3回目の酉の日は「三の酉」といいます。

酉の市は、東京都内の神社で始まったとする説が有力です。現在も酉の市を開催する寺社は、東京を含む関東近郊に集中しています。関東以外では、大阪や名古屋、静岡の酉の市が有名です。

起源にはいろいろな説がある

酉の市の起源については、いろいろな説があります。神道では「大鳥神社」(または「鷲神社」)の祭神「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」の命日に行う祭礼が起源であるとしています。

日本武尊の命日が11月の酉の日だったため、祭礼に立つ市を酉の市と呼ぶようになったそうです。

仏教では、日蓮宗を開いた日蓮上人が11月の酉の日に国家の平穏無事を祈った際、「鷲妙見大菩薩(わしみょうけんだいぼさつ)」が現れたことを起源としています。

宗教に関係なく、江戸時代の農民による収穫祭が起源という説も有力です。東京都足立区の「大鷲神社」に、近隣の農民が秋の収穫を感謝して鶏を奉納したのが始まりとされています。

買ってうれしい、酉の市の縁起物

酉の市では商売繁盛や出世、子孫繁栄など、福を呼び込む「縁起物」がたくさん売られています。屋台をひやかしながら縁起物を買い求めるひとときは、酉の市ならではの楽しみです。

酉の市

(C)Shutterstock.com

これだけは買っておきたい縁起物を3つ紹介します。

福をかき集める「熊手」

酉の市といえば、華やかなデザインの「熊手」が有名です。期間中は境内にさまざまな趣向をこらした熊手が並び、見ているだけでも楽しめます。

熊手が縁起物になった理由にもいろいろあり、落ち葉を集めるときに使うので「運や金をかき集める」という説や、日本武尊が遠征の帰りに熊手を持って戦勝報告したから、という説も有力です。

また、熊手を買うときは、店主に値切り交渉をするのが粋な買い方です。値切った価格で買ってから、定価との差額をご祝儀として渡します。

店主とのやり取りを通して江戸っ子気分を味わえる、通のやり方です。

出世や子宝を意味する「八頭」

八頭(やつがしら)」は里芋の親芋のことで、「頭の芋(とうのいも)」とも呼ばれています。

名前やたくさんの芋ができる様子から「人の頭に立てる」「子宝に恵まれる」として、古くから親しまれている縁起のよい食べ物です。

酉の市の屋台では、蒸した八頭を笹に通したものが縁起物として売られています。

1年の厄を払う「切山椒」

切山椒(きりざんしょう)」は山梨県や山形県、新潟県などで作られる郷土菓子です。上新粉に山椒の粉を練り込んで蒸しあげており、お餅のような食感を楽しめます。

山椒の強い香りは厄除け効果があるとされ、昔から年末には山椒を食べて、1年の厄を払う風習がありました。山椒は一度にたくさんの実をつけることから、子孫繁栄の意味も込められています。

縁起のよいお菓子ということで、江戸時代の後期には酉の市でも売られるようになりました。白やピンク、緑などの色を付けた短冊状のものが詰め合わせになった切山椒は、見た目も華やかでいかにも運が開けそうです。

酉の市に行くならココ。有名神社3選

酉の市に初めて行くなら、昔から地元で親しまれている神社や、人気スポットに近く人でにぎわう神社はいかがでしょうか。

酉の市

(C)Shutterstock.com

酉の市に対する意気込みや歴史の重みが感じられ、気分が盛り上がるはず。東京都内や近郊にある有名神社を紹介します。

都内でも有数の規模を誇る浅草「鷲神社」

酉の市といえば、浅草の「鷲神社(おおとりじんじゃ)」を連想する人も多いのではないでしょうか。鷲神社の酉の市は都内でも有数の規模を誇り、全国から人が訪れるほどです。

酉の市が開催される日には参道の入り口に大きな熊手が飾られ、参拝客を迎えます。大熊手のデザインは毎年変わり、その年のできごとを象徴したものが使われます。

他にも、なでた部分がよくなる「なでおかめ」や、鶏をかたどった絵馬など、鷲神社ならではの名物があり、一日中お祭り気分を楽しめます。

施設名:鷲神社(おおとりじんじゃ)
住所:東京都台東区千束3-18-7
電話番号:03-3876-0010
公式HPで詳細をチェック

立地のよさがうれしい新宿「花園神社」

花園神社」は新宿駅から徒歩7分という立地のよさが魅力です。都心のパワースポットとしても知られ、一年を通してたくさんの人が参拝に訪れます。

花園神社で酉の市が始まったのは明治時代からと、歴史は長くありませんが、新宿の発展にともなって年々にぎやかさを増し、今では浅草の鷲神社と並ぶほど有名になりました。

日本で唯一の「見世物小屋」や、200を超える屋台で知られており、来場者は毎年60万人以上にも達します。特に見世物小屋は、酉の市の日だけ開催される珍しさもあり、花園神社酉の市の名物となっています。

施設名:花園神社
住所:東京都新宿区新宿5-17-3
電話番号:03-3209-5265
公式HPで詳細をチェック

国際色に富む横浜「金刀比羅大鷲神社」

神奈川近郊に住んでいる人や、混雑を避けたい人には「金刀比羅大鷲神社(ことひらおおとりじんじゃ)」がおすすめです。都内の神社に比べて人が少なめで、比較的ゆっくりと見て回れます。

最寄りの市営地下鉄阪東橋駅から神社まで伸びる商店街では、酉の市に合わせて限定メニューを用意するなど、街ぐるみで祭りを盛り上げます。

横浜中華街が近いことから、屋台にも中華料理や韓国料理などが並び、国際色が豊かです。酉の市のついでに横浜観光もできる、お得なスポットです。

施設名:金刀比羅大鷲神社
住所:神奈川県横浜市南区真金町1-3
電話番号:045-231-3208
公式HPで詳細をチェック

※今年の各神社の酉の市の開催については、公式ホームページをご確認ください。

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トップ画像・アイキャッチ/Shutterstock.com

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