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【目次】
そもそも社交性の意味とは?
「社交性」
1.人とつきあうことの好きな、また、じょうずな性質。
2. 個人が集まって社会をつくろうとする人間の特性。(小学館刊・大辞泉)
一般的に使用する「社交性」は「1」の意味ですよね。心理カウンセラー・吉野麻衣子さんに詳しくお話を伺いました。
心理カウンセラーが解説!「社交性」が“ある人”と“ない人”の違いは?
「【社交性のある人】は、ポジティブ思考、好奇心旺盛といった特徴があげられます。また自分の知らない価値観を柔軟に受け入れたり、相手の心中を察する能力も高かったりするため、人との付き合い方が上手。対人関係やコミュニケーションがスムーズなため、何をするにも成功の道が近いケースが多いようです。
反対に【社交性のない人】は、心が外側より内側に向いてしまいがちで、人と話すと緊張をしたり、相手に気を使いすぎたりしてしまいます。結果、お互いに疲れてしまい、関係性もぎこちなくなる傾向があります。ただ、思考が内側に向いている分、何かに向き合う能力が高く、専門的な知識を身につける傾向にあります」(吉野さん)
それでは働く女性の皆さんに、周囲に社交性がある人がいるかを調査。
【質問】あなたの周りで社交性があると思える人はいますか?
「はい」…52.1%
「いいえ」…47.9%
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
周囲に社交性のある人がいると回答した人は、約半数となりました。では、皆さんが「この人、社交性あるな」と感じる人には、どのような特徴があるのでしょうか。
【聞いてみた】社交性がある人に見られる特徴とは?
社交性を感じられる特徴を、回答の多かった順に5つご紹介します。
どんな人とでもコミュニケーションがとれる
いろんな人とコミュニケーションがとれる、 誰とでもすぐに打ち解けられる 、初対面の人とでも気軽に話すことができる、など、物おじせずに会話を楽しめる人に社交性の高さを感じるようです。聞き上手だったり、話に興味を持つ姿勢など、観察すると見習うべきところがたくさんありそうです。
いつも笑顔
いつも笑顔で明るい、表情豊かに会話を楽しむなど、社交性の高さは表情から伺うことができます。辞書にも「人と付き合うことが好き」とありました。好きであれば、必然的に笑顔も溢れるはず。またその根底には、誰に対しても平等に接することができるといった素直な性格が作用しているかもしれませんね。
話題が豊富
誰とでも話が弾む、どんな話題でも盛り上がれる、いろんな年代の人と会話ができる引き出しを持っている。このように、話題が豊富な人は会話に困ることもなく、さらに話題を広げたり、楽しんでいるよう。
記憶力がいい
ささいな言葉でもちゃんと覚えていてくれる、1度しか会ったことのない人の名前もきちんと覚えている。このような記憶力の良さが、社交性をさらに高めているのかもしれませんね。