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LIFESTYLE シングルマザー・再婚

2021.01.17

20代と40代で離婚、私がバツ2になった理由〜みのりさんの場合Vol.1

「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。20代と40代で離婚した、バツ2のみのりさんのストーリー、第一回。

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(取材データ)みのりさん(仮名)、46歳。23歳で結婚、27歳で離婚し、30代で再婚するも、40歳でまたまた離婚。子供は居ないのに、2度目の離婚相手とは現在もビジネスパートナーとして良好な関係を続けているという珍しいケース。

上京して親元を離れたくて結婚を決めました

みのりさんはサービス業の会社の経営者。別れた夫と協同経営者として現在も顔を合わせているという、子供がいない夫婦にしてはとても珍しいケース。そしてバツ2でもあります。

さかい:一度目の結婚はいくつのときだったんですか?

みのりさん:23歳で結婚して、27歳で離婚しました。1度目の相手は6個上で、地元の福岡で知り合ったバイト先の先輩。2年くらい付き合ったあと、彼が東京に行くというので、実家暮らしだった私は親元を離れたかったのもあってついて行きました。若かったこともあって軽いノリで、「じゃあ結婚しよっか」って。

しかし、大学生時代のバイト先では大人に見えた彼が、上京して自分も社会人になってみると「あれ?」と感じる場面が多々生じるように。これって、学生時代の「#社会人の彼あるある」なのかもしれません。

厳しく育てられたみのりさんとは違って、ヤンキー風味の彼。一緒に暮らし始めると育った環境の違いが徐々に露呈。さらに、親元を離れて上京し社会人として働き始めたことで「東京っていい男がいっぱいいるじゃん♡」と気づき、遊ぶのが楽しくて仕方ない、社会人デビューで弾けてしまったみのりさん。

就職先で既婚者の好きな人もできて、「離婚した〜い!」モードに。若かったので、勢いがあったのと、その頃夫に無断の借金が発覚したことも離婚理由のひとつとなりました。

みのりさん:「もっと自分の人生を自由に歩んでいきたくなった」と彼に告げたら、悲しそうだったけど「じゃあ、しょうがないっか」って。結局、2年くらい別居したあとに離婚しました。でも27歳で若いし、ノーダメージの円満離婚です。

さかい:結婚したときの動機が、「早く実家を出たい」っておっしゃいましたけど、ご両親との関係はどうだったんですか?

みのりさん:私はひとりっ子で、母親が過干渉だったんです。実家にいるときはとにかく門限とかすごく厳しくて、居心地が悪かった。

わかる…。みのりさんと同じくひとりっ子の私が就職2年目で結婚したのも、まさにそれが理由。社会人になっても24時が門限でお泊まりは禁止、ひとり暮らしも禁止。そんな風に締めつけられる環境だと、彼氏ができると早く彼氏と暮らしたくて結婚が早まるものなのですよね〜〜〜。おかげで結婚して夫とふたりの自由な生活は、楽しすぎて天国でしたが…。

そんなわけで、サクッと結婚してサクッとバツイチになったみのりさんの、2度目の結婚相手はどんな男性だったのか。そして、なぜ彼女がビジネスパートナーとしては信頼できるけど「この人とは一緒に暮らせない」と思ってしまったのかは、次回に続きます。

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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