突然ですが、質問です。以下の4つの画像のアイメークの共通点はなんでしょうか?
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正解は4点とも「アラフォーのNGアイメーク」なんです。では、一体、どこがNGなのか、ひとつずつ解説していきますね。
1.はアイシャドウしっかり入れすぎでNG!アイホールにベースカラー、目のキワに締め色、眉下にハイライトが入った、クジャクのようなグラデーションメークが許されたのは、5年前までですよ。
2.は全体的にぼんやりしていてNG!アラフォーになると、顔の輪郭だけじゃなく目元のハリも損なわれぼんやりとした印象に…。いくらナチュラルメーク志向でも、ぼやけたままでは美人度ダダ下がりです…。
3.はアイラインが極太&強すぎでNG!上記のとおり、ぼやけてハリのなくなってしまった目元にガッツリアイラインは、トゥマッチ。アイラインだけ浮きまくり、清潔感のない印象になってしまいます。
4.はまつ毛が上がっていなくてNG!ビューラーをつけってまつげを上げてマスカラを塗れば、ぼやけてくる目元にメリハリが復活。ノービューラー・ノーマスカラは絶対損。もちろん、まつ毛の上げすぎもNGです。
アラフォー美人に不可欠なのは、アイメークの見直しです!
「まぶたにハリがなくなってきた」「目力が弱くなってきたかも」…30代半ばから後半にかけて目元に現れる、そんな変化。大人になって体型が変わっても、着る服の素材やシルエットを変えればカバーできるように、目元だってアイメークを見直せばまだ まだ素敵に見せることができます」と語るのは、ヘア&メークアップアーティストの河嶋 希さん。でもそうと気づかず今までと同じやり方をしていると、必要以上に老けて見えたり、逆に若づくりに見えたり…。ハリが低下した目元に強すぎるメークはなじまず浮いてしまうし、かといって弱すぎても目力が上がらない。適度に効かせて美人度を高める、大人のためのテクニックを覚えましょう。また、アイメークの色や質感、手法には流行があるので、適度に取り入れていくことも大切です」(河嶋さん)
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意識すべきはこの3点!
1.陰影と立体感
まぶたのハリが弱まると目力が激減。アイシャドウやマスカラで本来の骨格の凹凸を掘り起こすことが大切。
2.程よい色感
若い顔だけがもつ、ハリのより勢いが失われた分、アイシャドウで適度な色味を足して、華やかさを補いましょう。
3.清潔感
雑なメークは肌から浮き、清潔感のない印象に。忙しくても、ちょっとしたテクで補って、メークを目元になじませて。
Domni12月号「大人こそアイメーク見直し塾」より
撮影/天日恵美子(人物)、山口恵史(静物) ヘア&メーク/河嶋 希(io) スタイリスト/渡辺智佳(人物)、山本瑶奈(静物) モデル/藤野有理 構成/大塚真里