オンナにはひとりで乾杯したい夜がある!
前回は、ちょっとした手土産に喜ばれるペアリングをご紹介しました。
今回は同じく【成城石井】でそろえる、大人の女性がひとり至福の時間を過ごすのにピッタリな組み合わせをご紹介したいと思います。
今回も合わせるのはフランス ブルゴーニュ産のピノ・ノワール
先日発表された2018年度のサクラアワードで、シルバーを受賞したフランス ブルゴーニュ産のクロワ サン ジャック。ハーフボトルなら1800円。こちらも成城石井で購入することができます。
有名な星付きレストラン「ラ・コート・サン・ジャック」のシェフによって再建されたフランスの銘醸地ジョワニーで造られているクロワ サン ジャックですが、この場所は、いわゆる有名どころのブルゴーニュワインが多く造られているエリアよりもずっと北に位置している場所なんです。緯度で見ると日本の稚内よりももっと北 (寒そう!)。そんな寒冷地で育ったブドウは渋みの成分 (タンニン) が少なく飲みやすい赤ワインを生み出します。
レーズンサンドとワインが口の中でショートケーキに!
今回のペアリングは国産小麦を使用したクッキーにラム酒漬けのレーズンとクリームを挟んだレーズンサンド。レーズン=乾燥ブドウですから、ブドウから作られるワインとの相性がいいのは当然と言えば当然。
レーズンは鉄板ですから、何かプラスαの要素を加えたほうが面白い。というわけで、このレーズンサンドのクリームとバターがいい仕事をしてくれます。クリームとバターって、どちらかというと白ワインに合わせることが多いんです。でも、寒冷地で生まれたピノ・ノワールに感じられるいちごやラズベリー風味と見事にマリアージュして、お口の中はまるでショートケーキ!
「これとこれ合うかな?」という好奇心と探究心って、意外なマッチングを導いてくれて、世界が広がる感じがします。 みなさんもぜひ、ワインをもっと楽しんでくださいね。
※ 未成年者の飲酒は法律で禁止されています
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テキスト
有田 千幸
1983年生まれ。外資系航空会社CA、建築設計事務所秘書・プレスを経て、34歳にして脱OL。現在、Domani編集部にて駆け出しの美容ライターとして修業中。元会社員ならではの実用目線で役立つ情報をお届けしたいと思います! chiyuki_arita