DV夫が見せていた、結婚前の危険な兆候 その2 〜渚さんの場合Vol.3 | Domani

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2021.05.09

DV夫が見せていた、結婚前の危険な兆候 その2 〜渚さんの場合Vol.3

「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。イケメンが結婚したらDV夫に豹変。その背景にあるものとは。渚さんの物語、第三回。

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両家顔合わせの会場に義母がダメ出し!

前回のお話▶︎DV夫が見せていた、結婚前の危険な兆候 その1

沖縄在住、ジャニーズの人気タレント似のイケメンと結婚したら、働かないDV夫に豹変してしまったという渚さん。しかしよくよく聞くと、結婚前からその兆候はいくつかあったと言います。

そのひとつは、前回ご紹介した通り。そしてもうひとつが、母親との関係性でした。

渚さん:彼のお母さんはシングルマザーで今は再婚してるんですが、とにかく感情の起伏が激しくてヒステリー。彼はそんなお母さんに振り回されて育ち、心が休まるときがなかったと聞いています。いつキレるかわからないお母さんの顔色を伺い、母親の言いなりになる支配関係だったみたい。

両家顔合わせの3日前に、その事件は起きました。

3か月前からホテルの個室を予約して家族同士の会食を予定していたのに、「何でうちじゃなくてホテルなの?」とキレたお母さんから息子に連絡が。

さかい:どういうことですか!?

渚さん:自宅で沖縄料理を振る舞いたかったらしいんです。それで、私がマックに呼び出されて「どういうことなんだ」と怒られました。

さかい:そのとき彼はどうしてたんですか?

渚さん:「怖いから一緒に来て欲しい」と彼に伝えたら、「俺が行ったら話にならないから、お前が行って来てくれ」って。行ってみたら、「ホテルに決めたのはあなたの差し金なの?」とひたすら責められて、辛かったです。

結局、顔合わせはホテルで決行されたのですが、飲み放題プランでもないのに義母は急ピッチでアルコールをガンガン頼み泥酔。今まで自分の息子にどれだけ迷惑をかけられてきたか、いかに自分が苦労して生活してきたかを話してクダを巻く、という体たらく。

さかい:渚さんのご両親はそれを見て、何か言ってこなかったんですか?

渚さん:それが、父は「たいしたことない、ああいう人もいるさ」ってのんびり構えてて。私は本当は結婚をやめようかなって思ったんですが、実家は九州で父親の意見が絶対。だから父がよしとするなら結婚するしかないか、って思っちゃったんですよね…。

よく「親が反対する相手との結婚は思いとどまったほうがいい」と聞きますが、この連載では明らかに〝ヤバい〟相手をご両親が見抜けなかったケースも多々ありました。渚さんのご両親も、結婚後に夫が働かないことを嘆く娘に対し、「あなたが選んだんだからしょうがないわよ」と言ってきたそう。

結局、親の意見より自分の直感を信じるのがいちばん、ということなのでしょうか。

自分の感じた危険信号を無視したままAさんと結婚した渚さんは、その後働かずに暴力を振るう夫を「3日に1度は憎む」生活に陥ってしまいます。その辛い結婚生活のお話は、次回に続きます。

過去のバツイチ連載はこちらから

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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