DV夫のヤバいお義母さんの話〜渚さんの場合Vol.5 | Domani

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2021.05.16

DV夫のヤバいお義母さんの話〜渚さんの場合Vol.5

「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。結婚前に覚えた義母への違和感をスルーして結婚したらやっぱり結婚生活が辛かった、渚さんの物語、第五回。

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結婚後も家庭に干渉してきて…

前回のお話▶︎「俺の動線上に立つな」と殴られて。DV夫との壮絶な結婚生活

結婚前に交際相手に覚える違和感にも、本人から直接受けるものもあれば、相手の家族から受けるものもあると思います。そして本人は一見まともに見えたとしても、その家庭で育っているということは家族からの影響は免れないわけで。

今回取材した渚さん離婚の直接の原因は夫のDV。でも結婚前、両家の顔合わせのときから夫の母親の異常さに気づいていたということですが、そちらのほうはどうだったのでしょう?

渚さん:同じ沖縄県内に住む義母には、「結婚後も週3回会いに来い」と言われていました。あるときは、「浴衣を買っておいたから取りに来い」と平日の仕事終わりに言われたこともあります。だけど、私たちの住む場所からは車で1時間の距離で、気軽に行けるような近さでもありません。「今日はちょっと無理なので週末に」というとものすごい剣幕で怒られました。

さかい:沖縄の方はファミリーの絆が強いとは聞きますが、さすがにそれはしんどいですね…。

渚さん:はい(苦笑)。沖縄のお盆は、長男の嫁が駆り出されるんです。朝から晩まで3日間、親戚を迎え入れるのを、ご馳走を作ってずっと待機してなきゃいけない。そんなとき、私は夕方6時に仕事帰りに行くのに、みんな深夜12時過ぎに来る。そのために、小さな子供もその時間まで起こしてまで連れてきたりするし、「遅い時間になってしまってごめんなさい」の一言もないんです。私とは、価値観が違うなと思いました。

さらに、渚さんが彼の実家に行ったときに出されるご飯は粗食なのに、彼の従姉妹たちや兄弟には豪勢なオードブルを振る舞ったりして、嫁との扱いが露骨に違うのも傷ついたそう。たまに、お嫁さんに対して食事のメニューに差をつける姑の話を聞きますが、食べ物の恨みは恐ろしいという事実をご存知ないのでしょうかね。

けれど、義母の傍若無人な振る舞いは渚さんだけではなく、息子であるAさんにも及んでいたのです。

渚さん:彼も、朝の7時から働いたあとに「これから町内のお祭りに行くから来い」と行って呼び出されて行ったりしていましたね。

さかい:お、お祭り……?

渚さん:シングルマザーだったので、嫁が来て、家族みんなで行くのが夢だったみたい。そんなことが日常的に続いて、とにかく疲れました。そういうのがあったから、「子供は当分いらないな」という気持ちになりましたし。

そんなある日、Aさんはいつの間にか実家と縁を切っていたのだとか。

渚さん:ある年のお正月に、「今年は俺の実家に帰らなくていい」と言われて。毎年、お正月は彼の実家に集まるのが恒例だったので、あれっと思いました。結局、彼ひとりで出かけて行ったのですが、帰って来たらすごく顔色が悪くなっていて…。でも、何があったのかは最後まで教えてくれないままでした。

このお義母さん、離婚後にもやらかしてくれるのですが、そのお話はまた次回に続きます。

過去のバツイチ連載はこちらから

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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