外面がいいDV夫に、私がキレた瞬間〜渚さんの場合Vol.6 | Domani

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WOMENバツイチわらしべ長者

2021.05.19

外面がいいDV夫に、私がキレた瞬間〜渚さんの場合Vol.6

「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。外面のいいDV夫と、ついに離婚を決意した瞬間とは? バツイチになった渚さんの物語、第六回。

思い通りにならないと鬼電してくる夫にブチ切れ!

前回のお話▶︎DV夫のヤバいお義母さんの話

DVやモラハラをする夫は、家の外ではいい人を装うといいますが、渚さんの夫もそのタイプ。共通のコミュニティで知り合ったのですが、周囲からの評判はとてもよく、彼を悪く言う人はひとりもいなかったそう。

渚さん:離婚を相談した友人にも、「彼がそんなことをするなんて信じられない」と言われていました。

理不尽なことで日常的に暴力を振るわれても渚さんが別れられなかったのは、世間体と自信のなさからだったと言います。そんな渚さんに離婚を決意させた出来事とは、一体何だったのでしょう?

沖縄在住のふたりでしたが、あるとき、いつものように仕事を辞めて働かず家でぶらぶらしていた夫に、渚さんの友人から東京での仕事のオファーが来ます。

渚さん:これは彼と離れられるいいチャンスだと思って、「やってみれば?」って送り出したんです。

さかい:一緒について来いとは言われなかったんですか?

渚さん:もちろん「一緒に来てくれない?」とは言われたのですが、私も仕事があるので断りました。でも内心、「島での仕事が続かない人が、東京で続くわけがない」と思ってたんです。彼が東京に行く日が決まってからは、「あと○日間の辛抱!」と指折り数えながら過ごしていました。

さかい:DVの人って束縛きつそうですが、よく別居婚状態になることを向こうが受け入れましたね。

渚さん:それがあるとき、彼と共通の友人たちと飲んでいるときに、ひとりがグループLINEに写真を投稿したら、「お前は誰の金で飲み歩いてるんだ!」って鬼電がかかってきて。まあ、私が自分で稼いだお金でなんですけど(笑)。怖いし面倒だから言い返さずに謝るのがいつものことなんです。

そういう束縛的な言動は多々あり、彼名義で借りているアパートを解約して住めなくしてやると脅されたことも。そんなある日、夫と共通の友人たちと渚さんは、北海道に泊まりがけで遊びに行くことに。

渚さん:前もって彼には伝えてあったのに、出発当日、空港にいたら電話がかかって来て激怒してました。電話を一方的に切られて、今度は夜中にまた鬼電が。私はみんなと飲んでたんで無視してたら、翌朝「離婚届を送ってもらえますか?」って電話がかかって来たんです。

さかい:えっ、どういうことですか?

渚さん:私が「12時にはホテルの部屋で寝てたよ」って言ったら、彼が私のSNSがオンラインだったのをチェックしていて、嘘がバレたんです。

怒りが収まらない夫は、渚さんとの共通の男友達に「あいつは離婚したいから俺を東京に追いやった」と悪口をぶちまけた上、さらに渚さんにまたまた鬼電。

渚さん:それを無視してたら、今度は私の職場に電話してきたんです。それでもう、堪忍袋の緒がブチっと切れましたね。

離婚を決意した渚さんは、速攻弁護士を雇って離婚手続きを進めることにしたのですが、離婚してもなお、例の義母からの嫌がらせは続いたのです。

長くなったので、その後のお話は次回に続きます!

過去のバツイチ連載はこちらから

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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