体の厚みを感じさせない、今っぽいTシャツはありますか?
TシャツにまつわるDomanistのお悩みをスタイリスト角田かおるさんが解決する本企画。ふたり目の相談者は福吉彩子さん。「年齢と共に肩や背中まわりにお肉がつきやすくなりました」と語る福吉さんのお悩みは「トレンドのメンズTシャツをうまく取り入れたいのですが、襟が詰まって生地が厚めのメンズTシャツを着ると上半身が余計に分厚く見える気が…。どうすれば上手く着こなせますか?」(福吉さん)。
メンズTシャツのようなゆったりして首が詰まったようなデザインはさまざまなブランドが出している、ここ数年人気のアイテム。そのゆったりしたシルエットは一見、幅広い体型の方でも挑戦できるアイテムのようにも感じられますが、角田さんによると「それが実は落とし穴なんです。自分の体型に合うものを吟味せず買ってそのまま着ていると、全然あか抜けていない可能性が!」とひと言。それってどういうこと〜⁉︎ その真意を角田さんに伺います!
Tシャツといえど「気になる箇所をカバーしてくれるか?」をきちんとチェックしましょう!
角田さん:福吉さんは肩や背中にお肉がつきやすいということでしたが、メンズTシャツの生地はヘビーオンス(肉厚生地)のものが多く、厚みのある生地は着たときに体の厚みを助長してしまいます。選ぶべきは体の厚みをカバーしてくれるTシャツ。そこで見直すべきなのが素材です。肌がやや透けるくらい薄い生地のTシャツを選べば、抜け感が出て、すっきりとした印象に。
▲ Tシャツ¥4,990(バナナ・リパブリック) パンツ¥13,500(ノーク<ノーク バイ ザ ライン>)
〝バナナ・リパブリック〟のTシャツはネップ混で特有の風合いがあるため、シンプルなデザインながら存在感があります。また着こなしもポイントで、シャツの裾をウエストにインさせて全体をすっきり見せることも大事です。鏡を見ながら全体のバランスを調整することもお忘れなく!
●この特集で使用した商品の価格はすべて総額(税込)表記となります。
撮影/有馬修正(MOUSTACHE) スタイリスト/角田かおる ヘア&メイク/深瀬介志(Sui) モデル/福吉彩子 構成/望月琴海