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2021.06.09

【台湾コロナ事情】 新システム「実聯制」やオンライン授業と保護者の特別休暇の導入開始

台湾で2人の男の子の子育て真っ最中の神谷知佳が台湾の育児事情などについてお届けします。

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その後の台湾コロナ対応は?

5月上旬より感染者の急激な増加傾向に

一気に緊張感が増した台湾ですが、残念ながらまだ感染者の減少には至っておらず、今もなお台湾全土で感染状況警戒レベルを第3級に引き上げられたまま、感染措置を強化しています。

レストラン店内での飲食が禁止となっており、商業施設のフードコートなども対象に含まれているので、持ち帰りや配達のみの営業となっています。

ロックダウン措置はまだ取られておりませんが、週末は中心部でも人がいなくなる現象が起きており、いつも渋滞で困っていた道路も車がほとんど通っておりません。

そのためUberEatsなどフードデリバリーサービスを利用しようとしたのですが、届けてくれるライダーさんがいない! 雨だったこともあってか、徒歩15分の距離のお店で注文したのですが、配達まで1時間半かかりました。こんな事は外送(デリバリー)文化が発達している台湾で初めてのこと。

一般市民のワクチン摂取時期は未定

ワクチン購入に関する交渉が頓挫し、一般の私たちがいつ接種出来るようになるのか未定なため、更に国民は緊張感を持って過ごしているのかもしれません。(※6/4現在、日米から台湾にワクチン提供がありましたが、まだまだ1割以下という状況です)

スーパーでは相変わらず品薄な状況が続いていますが、以前よりはだいぶマシになりました。マスクやアルコールスプレーなどの感染防止グッズは十分な在庫があります。

新システム「実聯制」

台湾では新型コロナウイルス感染者が急増してすぐに感染拡大防止策として、人々の行動を追えるよう入店時に情報の登録を求める「実聯制」の新システムが開発されました。

前回のレポートでもお伝えしたように、それまでは入店前に実名&電話番号の記入、もしくは各店それぞれが導入していたシステムに登録が必要で、異なる店を訪れるたびに違う方法での登録が必要で面倒だったのですが、その声を受けすぐに全国で統一したシステムが導入され、手順もだいぶ簡易化されました。

新しいシステムではスマホをかざし「5秒で完了」! 入店時に各店専用のQRコードを読み取ると、SMS(ショートメッセージ)の画面に切り替わり、表示された内容をそのまま送信すれば完了。

電話番号など必要最低限の情報の収集のみが認められており、これらの情報は行動歴や接触歴を調べる感染調査に利用されます。情報は28日間のみ保存され、期間が過ぎれば削除されるので、個人情報が店側に残る恐れがなく、メッセージの記録が通信会社に蓄積される形になるので個人情報漏洩のリスクが少なくなり好評です。

そしてこのシステムはバスの乗車時や青空市場への入店時にまで取り入れられており、びっくり!

授業のオンライン化と保護者の特別休暇

このように、日に日に新しい策が講じられておりますが、学校の一斉休校(オンライン授業化)措置も延長されており、習い事や塾も全てお休みとなっています。

オンライン授業ではGoogle MeetsやYouTubeなど様々なリソースを活用した学習手段が繰り広げられており、オンライン授業は正式なカリキュラムとなるそうなので、夏休みに補講は行われないとのこと。

もし家にデジタル学習設備がない場合は、学校から借りることもできるそうです。この休校措置に対し、保護者は特別休暇を申請することができ、雇用主もそれを認めなくてはならないとされていますが、一体いつまでこの状態が続くのか親としては頭が痛い日々です。

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ライター

神谷知佳

台湾で2児(ともに男児)の子育て真っ最中。国際線CA→大手スポーツメーカーの人事を経て台湾移住。現在はフリーランス人事として仕事と育児のバランスを模索中。

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