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2021.07.19

「マンション・賃貸」派の夫を「戸建て・持ち家」派に寝返らせた方法【マイホームへの道 その1】

人生で一番大きな買い物と言えば、「家」。横浜に憧れの戸建てマイホームを持つまでをレポートします。

Text:
岡のぞみ

住宅展示場でテンションを上げる

私が生まれ育った実家は庭付きの戸建てだったため、独身の時から、「結婚したら庭付きの戸建てに住むんだ」と当然のように考えていました。

ところが、夫は断固マンション、賃貸派。完全に意見が分かれました。頑固な夫を「戸建て持ち家派」に心変わりさせた方法について紹介します。


まず訪れたのが、住宅展示場。「散歩がてら行ってみようよ」と休日連れ出しました。完璧に配置されたインテリアに広いリビング。これを見て「住みたい!」と思わない人がいるでしょうか。

2〜3軒回ったところで、夫から「そりゃお金があればこんな家欲しいけどさー」という言葉がこぼれました。最初はこの程度で良いと思います。

このときの注意ポイント!
営業マンに捕まって長々と説明を聞かされると面倒になったり、資金シミュレーションをされた日には「こんな家買えない」と現実に戻されるのであまり長居せずに。

身近な友人からのプッシュ

お次は友人の家(新築戸建て)にお邪魔しました。新築で広々としたリビングで子どもが走り回っている様子を見ながら、「一軒家だと子どもが走っても気にならないね〜」「友達はマンションの下の階の人から苦情来たらしいよ」なんて会話をちょこちょこ挟みました。

友人も「子どもができたら戸建ての方が楽だよ」「休みの日は庭でBBQするんだ」と、戸建ての良さを伝えてくれました。住宅展示場より、身近なイメージを持ったようです。

夫の好きなこととリンクさせる

夫は大の野球好き。バルコニーや庭がある家を見るたび、「子どもが大きくなったらキャッチボールできるね」「素振りするならこれくらいの広さは必要だね」と、まだ見ぬ息子(当時は妊娠もしていない)と野球するイメージを膨らませました。

次第に「この辺は少年野球のチームが強いらしい」「大きい公園が近いのはいいね」と自ら話すように。

最後の決め手は第一子妊娠

そんなことを続けていると、近所で家の見学会があると「中見てみる?」と夫から声をかけてくれるようになりました。

第一子妊娠を機に、「いつか戸建てを買おう」が、「すぐに戸建てを買おう」に変わりました。その頃にはマンションの選択肢は全くなくなり、戸建て一択。

細々やりましたが総じて言えるのは、無理に勧めるのではなく、「戸建てで楽しく暮らす家族」をイメージさせたことだと思います。イメージできないものにお金は払わないと言いますからね。次回(7/20更新予定)は家探し&購入についてレポートします。不動産のプロに聞いた値引きしやすい物件の特徴も!

イメージ画像:©️photoAC

ライター

岡 のぞみ

広報・ライター。4歳の息子と夫の3人暮らし。営業、留学カウンセラー、コンビニの広報を経て独立。現在は、横浜と湘南を拠点に活動。
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