モバイルPASMOでオートチャージを設定する方法

モバイルPASMOとは、スマホにインストールしたアプリで使えるPASMOのことです。改札機にスマホをタッチするなどして、ICカード型のPASMOとほぼ同じ感覚で使えます。
PASMOの便利機能として、残額が減るなどの条件を満たすと自動的に決まった金額をチャージしてくれる「オートチャージ」がありますが、こちらはモバイルPASMOでも設定可能です。iPhone・Androidでの設定方法を見ていきましょう。
Apple PayのPASMOでオートチャージを設定する
iPhoneでモバイルPASMOを使う場合、まずApple PayでPASMOの使用設定をしましょう。標準アプリの「ウォレット」で、PASMOの新規発行または今持っているカード型の移行ができます。
Apple PayのPASMOでオートチャージを設定するには、以下の手順で申し込みが必要です。審査結果がメールで届くまで数日〜数週間かかる場合があるため、早めに申し込むとよいでしょう。
1.PASMOアプリを起動する
2.オートチャージを申し込むPASMOを選ぶ
3.「定期券・管理」をタップ
4.「オートチャージ設定」をタップ
5.「次へ」をタップ
6.確認画面で「同意する」をタップ
7.クレジットカード情報を入力し「次へ」をタップ
8.「登録する」をタップ
申し込みから数日〜数週間後に届く審査結果のメールが届くと、以下の手順で設定を完了できます。
1.審査結果メールに記載されているリンクからPASMOアプリを起動する
2.オートチャージを申し込むPASMOを選ぶ
3.「定期券・管理」をタップする
4.定期券購入・PASMO管理画面で[オートチャージ設定]をタップ
5.「実行する」をタップする
モバイルPASMOアプリでオートチャージを設定する
AndroidでモバイルPASMOを使うには、モバイルPASMOアプリかGoogle Payを使って設定します。オートチャージを利用するには、以下の手順でモバイルPASMOアプリからの申し込みが必要です。
1.モバイルPASMOアプリを起動する
2.「定期券購入・PASMO管理」をタップする
3.「オートチャージ設定」をタップする
4.「同意する」をタップする
5.クレジットカード情報を入力する
6.「登録する」をタップする
数日〜数週間後に審査結果メールが届いたら、以下の手順で設定を完了させましょう。
1.モバイルPASMOアプリを起動する
2.「定期券購入・PASMO管理」をタップする
3.「オートチャージ設定」をタップする
4.「実行する」をタップする
カード型PASMOでオートチャージを設定する方法

カード型PASMOでもオートチャージを設定できます。PASMOとクレジットカードを別々に持つ場合と、クレジットカードと一体型のPASMOを持つ場合について、オートチャージの設定方法をチェックしましょう。
PASMOとクレジットカードを別々に持つ場合
PASMOとクレジットカードを別々に持つならば、以下の手順で手続きをします。
1.手持ちに対象のクレジットカード(次項で解説)があることを確認する。ない場合にはクレジットカードを申し込む
2.PASMO鉄道事業者の駅などにあるオートチャージサービスの申込書へ、必要事項を記入して申し込む
3.「PASMOオートチャージサービスお申込みに関するお知らせ」をはがきで受け取る
4.はがきを持参してPASMO鉄道事業者の駅で手続きをする
これらの手順を経て利用設定が完了すると、オートチャージが使えるようになります。
一体型のPASMOを持つ場合
カード型PASMOには、クレジットカードと一つになっている「一体型タイプ」もあります。一体型PASMOでオートチャージを利用する場合は、申込みからカードの受け取りまで、原則として郵送で手続きが完了します。
1.PASMO鉄道事業者の駅などにある一体型PASMOの申込書に、必要事項を記入して申し込む
2.一体型PASMOを郵送で受け取る
3.裏面に名義人の署名をする
なお、一体型PASMOは申し込みから約4週間で届きます。
PASMOでオートチャージができない理由は?

PASMOでオートチャージが設定できないのは、クレジットカードが理由かもしれません。ここでは代表的な2つの理由と、その解決方法を紹介します。
クレジットカードが対応していない
オートチャージが設定できるのは、対応しているクレジットカードのみです。手元にあるクレジットカードが対応しているかどうか、一覧で確認しましょう。
モバイルPASMOまたはカード型PASMOとクレカを別々に持つ場合の
【オートチャージ対応カード一覧】
- 小田急ポイントクレジットカード
- 京王パスポートカード
- 京急プレミアポイントカード
- 京成カード
- 相鉄カード
- SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン
- TOKYU CARD
- Tokyo Metro To Me CARD
- 横浜交通hama-eco card
- 東武カード
対応しているクレジットカードが手元にない場合には、新たに作る必要があります。
オートチャージの有効期限が切れている
これはPASMOに限りませんが、クレジットカードの有効期限が切れると、オートチャージも利用できなくなる仕組みです。引き続きオートチャージを利用するには、有効期限延長の手続きを行いましょう。
モバイルPASMOの場合、クレジットカードの有効期限が近づくと延長手続きのメールが届くので、以下の手順で手続きしましょう。手続きできるのは、メール受信後から有効期限の6カ月後の末日までです。
1.有効期限延長手続きメール受信後、PASMOアプリを起動する
2.「定期券購入・PASMO管理」をタップする
3.「オートチャージ設定」をタップする
4.「実行する」をタップする
なお、メールが届かなくても有効期限延長手続きは可能です。期限が近づいたら、2以降の手順をアプリで実行してみてください。
カード型のPASMOの場合、首都圏のPASMO鉄道事業者の駅窓口や定期券発売所、一部の券売機で手続きできます。クレジットカードの有効期限の7日前から有効期限の6カ月後の末日の間に手続きしましょう。
オートチャージを設定しておくとチャージの手間を省けます。改札で引っかかるあの気まずさを避けて、スムーズに利用しやすくなる方法です。
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Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
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