高保湿なのはもはや当たり前!
そのプラスαにあなたは何を求める?
オールインワンを手に取る理由として圧倒的に多いのは「忙しさ」かもしれません。
でもそれだけを理由に選ぶのは、ちょっともったいない。なぜなら最近のオールインワンには「保湿」以外にもそれぞれ異なる効果があるから。
そこで今回は、今秋発売のおすすめアイテム BEST 3 を、「こんなときに使いたい」というシチュエーション別にご紹介します。
1. 「繰り返す肌荒れ。いい加減どうにかしたい」というときはこれ:
▲ カルテHD モイスチュア キー [医薬部外品] 30mL ¥2,970
肌がヒリヒリしたり赤いポツポツが出てきたとき、私はまずそのとき使っているすべての化粧品の使用を一旦やめ、肌に触れる回数が最小限になるようスキンケアを一本に絞ります。肌荒れの原因はさまざまだし、それによって対処方法は異なるものの、一度ミニマルケアに戻すことで肌をニュートラルな状態にもっていくことができると思っています。
今秋だとそんなときのおすすめは、カルテHDの「モイスチュア キー」。
こちらの美容液タイプのオールインワンにメインで配合されているのは、皮膚科でもおなじみの肌のうるおい構造を立て直す保水有効成分の「ヘパリン類似物質」や肌荒れ防止成分の「グリチルリチン酸ジカリウム」など。手のひら全体で肌に入れ込むようになじませると、うるおいが足りていなかった部分がそれを吸い取ったかのような肌の立ち上がりを感じます。
肌荒れの原因って自分でもわからないことも多いので、「荒れそうだな、荒れてるな」と思ったらまずは一度リセットすることのほうが何かプラスで与えるケアよりも効果的だと感じています。
2. 「子どもも大人も同じものひとつで済ませたい」というときはこれ:
▲ アベンヌ ミルキージェル EX <保湿ジェルクリーム (敏感肌用)> 50mL/¥3,850 100mL/¥6,380
以前航空会社に勤めていたとき、長距離路線を飛んだあとは、粉を吹き痒みを感じるほど肌が乾燥することも少なくありませんでした。そんなとき用に常に携帯していたのが、アベンヌのクリーム。「肌にいい水」として知られるアベンヌ温泉水配合のスキンケアは、大人の敏感肌や赤ちゃんのスキンケアとしても◎。
今回新しく独自のヒアルロン酸複合成分が配合され、保湿力がさらにアップした「ミルキージェル EX」。化粧水と乳液をひとつにしたようなぷるりとしたテクスチャーは、首やデコルテなど広い範囲にも塗りやすく、肌にもなじみやすいので美容液やオイルの重ね使いもしやすいタイプ。塗った側からやわらかくツヤツヤする自分の肌を見てちょっとうれしくもなります。
特に子どもが小さいときは、みんなで使えるアイテムが何かひとつ手が届くところにあるだけで助かります。
3. 「乾燥、たるみ、小ジワ。肌悩みが増えてきた」というときはこれ:
▲ アスタリフト オプミー 60g ¥4,950/レフィル ¥4,400
気づいたらできていた頬まわりの影、目元や口元の小ジワ。30代に差し掛かったころから何度かそんなシチュエーションに出くわしてきました。仕事柄たくさんのコスメを試す機会がありますが、それでも自分の肌悩みひとつひとつに対するアイテムをすべて見極めるのは至難の技。なので、「あれ、ちょっと老けたかも」と少しでも感じたときに活用したいのが、こちらのアスタリフト「オプミー」のような初期のエイジングサインにも対応してくれる高保湿持続タイプのスキンケア。
濃厚で厚みのあるとろりとしたテクスチャーを顔全体に伸ばし広げると、まるで表面に沿ってぴたりと張りつくように肌をキュッと包みこんでくれます。ビタミンA、ビタミンEと共にもっちり肌にしてくれるのは、富士フイルム/アスタリフトの専門分野でもある写真フィルムの主原料、コラーゲン。アイクリームをゆっくり塗る時間がないときには、目元には重ね塗りをするのもおすすめです。
いつものスキンケアとは別に何か使いたいときには、オールインワンというオプションも賢い選択のひとつかもしれません。
▼ あわせて読みたい記事
ライター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経てライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。中医薬膳師。家庭薬膳アドバイザー。@chiyuki_arita_official