きれいな肌で気持ちよく過ごすためには
“自分に合った” 日焼け止めを使うこと
受けたダメージは必ずといっていいほど肌に現れる、出産を経験し40に近づくに連れ、そう確信するようになりました。
10〜20代のころ、当たり前だと思っていた「寝たら治る」のようなすばらしきパワーは、当たり前ですがもうすでに失われていて、ケアを怠るようことがあれば、それはシミ、たるみ、くすみや毛穴の開きといったあらゆる悩みの種と化し、日々の気持ちの浮き沈みに影響。「頑張っているのになんで」と落ち込みに輪をかけてしまうことも少なくありません。
取材などを通し、美容皮膚科の先生や化粧品開発の専門家の話を聞いていると、「肌老化の原因の8割は紫外線によるもの」ということをよく耳にします。
つまりいい換えれば、日焼け止めさえ徹底できていれば老化の大部分はおさえることができるということ。
今回は私がこの夏おすすめしたい4つの日焼け止めをご紹介します。
「シミとシワ、1本でどうにかなりませんか?」という人には…
▲ オルビス リンクルホワイト UV プロテクター (医薬部外品)SPF50+/PA++++ 50g ¥3,850
シワもシミも心配だけど、あれこれアイテム数を増やすのは気が進まない。昔からケアはシンプルに済ませたい派の私がこの夏「これは!」と思ったのがこちら。1本で紫外線対策、シワ対策、美白ケアができるオルビスの「リンクルホワイト UV プロテクター」。特に私の場合は、夜のスキンケアよりも日中メークをしている時間のほうが長いので、このような「日焼け止めでスキンケアをする」というような方法がいちばん効率的だと感じています。
「画面に映る顔の影にあれ? たるみや疲労感が気になる」という人には…
▲ エンビロン ラドエンリッチドサンクリーム SPF15 / PA+++ 25ml ¥4,620
オンライン会議が増えたことでハッと気づいた頬まわりの影。画面に映し出される自分の顔はまるで日々のケアの成績表ですね…。そんな肌の疲れやどんとり感をどうにかしたいときに私が使っているのは、エンビロンの「ラドエンリッチドサンクリーム」。スポンジで薄く伸ばし広げると、入念にスキンケアを施したかのようなキュッとした肌ツヤに仕上がる、ちょっとすごい1本です。
「朝は時間との勝負! なのにくすみと毛穴が気になって」という人には…
▲ RMK UVフェイスプロテクター ルーセント 60g ¥3,850 SPF35/PA++++
手のひらでパパパっと肌になじませるだけで、くすみも色むらも、そして凹凸さえも整えてくれるのが、RMKの「UVフェイスプロテクター ルーセント」。きちんとメークの日はこの上からファンデーションを塗ると完成度がより高まるけれど、はっきりいってこの素肌感をいかさないのはもったいないとさえ思ってしまうほど。カジュアルに過ごせる休日などは、これにアイブローとマスカラだけのナチュラルなスタイルが最近の私の定番です。
「塗りむら・塗り忘れが心配。実はメーク直しをする暇もほぼありません」という人には…
▲ シンプリス UVディフェンス プロ 1箱30袋 ¥9,288
きちんと日焼け止めを塗ってるつもりでも、時間が経てば浮いてくるし、汗もかくし、最近はマスクとの擦れだって気になります。肌の色が白く、洗濯を干しただけでもぼわっとシミっぽくなることもある私が、特に紫外線が強くなる5〜9月に塗る日焼け止めとダブルで使っているのが、こちらシンプリスの「UVディフェンス プロ」。強い日差しでダメージを受けた肌を内側からケアしてくれるメインの成分はシトラス果実などの天然植物エキス。焼けやすい頭皮や手元、そして目などの日焼け止めを塗れないところまでをケアしてくれる、子どもとたくさん遊びたいママたちにはとりわけおすすめのアイテムです。
日焼け止めの複数使いもおすすめ
日々スケジュールが異なる中、どんな日にもぴったりな理想の1本に出合うのはなかなか難しいかもしれません。そういう意味では、自分の肌とライフスタイルに合ったものをいくつか手元に置いておき、使い分けたり組み合わせたりするのもよいかもしれません。
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美容ライター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。@chiyuki_arita_official