時計に求める条件は変わった? 働く女性の手元の「いま」をリサーチ!
ワーキングウーマンと時計は切っても切れない関係。ハイブランドの時計はいつだって憧れの対象ではありますが、スマートウォッチが登場してからは実用性を意識した時計選びをする人も増えているよう。では、いまの働く女性はどのような腕時計を身につけているのか? 今回もDomani専属リアルワーママ集団=DomanistのSNAPを振り返りながら、人気の腕時計をご紹介します!
メンズTにあえて〝フランクミュラー〟を合わせてみる
この夏もTシャツは地厚でメンズ風のものが大人気。そこで吉田さんも〝マルニ〟のメンズTシャツに挑戦。着こなしがラフになり過ぎないよう、腕時計は知性と華やかさが宿る〝フランクミュラー〟の「ロングアイランド」を。深みのあるブラウンの革ベルトが、Tシャツスタイルを引き締めていました。
シャツワンピースを女っぽく見せるジュエリーウォッチ
子どもと過ごす休日はリラックスしたシルエットが多く、ゆったりしたシャツワンピースもよく着ているという清水さん。辛口なシルバーのアクセサリーを取り入れ、都会的な着こなしに仕上げていました。そんな清水さんの手元には〝ブシュロン〟の腕時計が。宝飾ブランドらしい、ジュエリー感覚で身につけられるデザインが魅力で、「時計一本でゆるっとしたコーディネートを女っぽく仕上げてくれる」のだそう。
手元がノーアクセの日は〝ロレックス〟を一点づけ!
イベント会社に勤務する奥田さんは適度におしゃれで好感度の高いファッションを大事にしているそう。そのため、アクセサリーを盛り過ぎないよう気をつけているとのことで、「今日は花柄のパンツを主役に据えて、シンプルなアクセサリーと、仕事に必須の腕時計だけをプラスしました」と奥田さん。そんな奥田さんが選んでいたのは〝ロレックス〟。その時計の魅力について「トレンドに流されない」点と「派手すぎず、着る服を選ばない」点をあげていました。
会議の日に自信を授けてくれる〝カルティエ〟
ほぼ毎日会議に追われているという中村さんは常にファッションもきちんと感を意識。夏でもジャケットは必須らしく、特に気合いを入れたい日は〝カルティエ〟の「タンクフランセーズ」をお守りがわりにしているそう。憧れジュエラーのアイコニックなデザインが、ジャケットスタイルをリッチに仕上げてくれるそうです。
フェミニンなスタイリングにはボリュームのある腕時計を!
ブラウスにタイトスカートという全体的に女性らしいシルエットの日は、〝アビステ〟のボリューミーな腕時計を手元にオン。「あえて中性的なデザインの腕時計を選ぶことで、コーディネートにメリハリをつけた」という中村さん。また、ごろっとしたフォルムは手首を華奢に見せてくれる効果も。肌を露出する季節だからこそ、ボリュームのあるデザインは重宝するようです。
周りと差をつけるアンティーク風の腕時計という選択も!
アパレル勤務の杉本さんが身につけていたのは〝ヴァーグウォッチ〟の腕時計。アンティーク風で、周りと差がつく個性的なデザインを取り入れていました。今回腕時計をしていた人の中で唯一ゴールドを選んでいた杉本さん。ゴールドにしたのは「夏=シルバーのイメージがありますが、モノトーンを女性らしく着こなしたくて、アクセサリーと腕時計はゴールドにしました」とのこと。夏のワン・ツー・コーディネートをリッチに見せる効果も。
健康管理がしたい女性にもスマートウォッチが選ばれてます!
働く女性の手元にも徐々に浸透しつつあるスマートウォッチ。コロナ禍により、体調管理を徹底しているという金子さんは日々の健康管理にも役立てているようです。さらに中指には、体温・心拍数・睡眠・運動といったさまざまなデータを収集してくれる〝オーラリング〟を装着。スマートウォッチと併用しながら、微妙な体調変化にも気付けるよう意識していました。
ファッションになじむデザインを選びたい人に!
手が届きやすい価格帯とミニマムなデザインが人気のブランドといえば〝クルース〟。休日は動きやすいデニムスタイルが多いという井川さんは腕時計もカジュアルなメッシュベルトのものをチョイス。涼しげなデザインでこの夏大活躍したそう。「デザイン性があるバッグやピアスにも溶け込むシンプルなデザインが◎」(井川さん)。
シーンに合わせて腕時計もチェンジ!
〝マベン ウォッチズ〟はスイス製のムーヴメントやイタリアンレザーベルトを使用しながらも、価格はそこまで高くなく、武田さんのように複数買いする人もいるブランド。武田さんは通勤スタイルにはシックなモノトーン、休日スタイルには明るいトーンの一本を合わせ、着こなしの”緊張感”をコントロールしていました。
時代とともに少しずつ変化していた働く女性の手元。皆さんは次にどんな腕時計を探しますか?
●この特集で使用したアイテムは本人私物です。現在は購入できないものもありますのでご了承ください。また、ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。
撮影/谷口 巧(PygmyCompany) ヘア&メーク/福寿瑠美・加藤志穂(PEACE MONKEY)、廣瀬浩介 構成/望月琴海