この秋、美味しい紅茶の淹れ方を覚えて、優雅なティータイムを♡

暑さも和らいで、いよいよ秋本番。スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋…さまざまな秋があるけれど、やっぱり美味しいものがたくさん出てくる“食欲の秋”は見逃せません♡いも・栗・かぼちゃに、梨やぶどうなどの果物、そんな魅力的な秋の食材を使ったヘルシーなスイーツには、美味しい紅茶を合わせたい…。ということで、今月はアフタヌーンティー・ティールームにて、美味しい紅茶を淹れるコツやこの秋おすすめのハーブティーなど、Domaniメイツと一緒にプロの技を伝授してもらってきました！

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働く私にごほうび

今月、Domaniメイツの木村めぐみさんと一緒に向かったのは、アフタヌーンティー・ティールーム玉川高島屋S・C店。さんさんと気持ちのいい日差しあふれる店内は、美味しいお茶と食事やスイーツを楽しむお客様でいっぱい。Domani読者の中にも、アフタヌーンティー・ティールームの紅茶が大好き！という方は、多いハズ。でも、そんなショップ並の美味しい紅茶が自分で淹れられたら、それはそれはティータイムも楽しくなるのでは…なんて思ったことはありませんか？

普段、会社ではハーブティーを愛飲しているという木村さん。飲む時は、マグカップにティーバッグを入れっぱなしになってしまうとか…。でも、多くの人がそんな感じになってしまいますよね。…ということで、より美味しく紅茶をいただくために、アフタヌーンティー・ティールーム、ティースペシャリストの平野裕子さんに「Afternoon Tea TEAROOM流ゴールデンルール」を伝授してもらいました！

「Afternoon Tea TEAROOM流ゴールデンルール」のポイントは、沸騰したお湯を使うこと。そして、ティーポットを2つ用意します。次に、お湯をティーポットに注いだら、ゆっくりとお湯を回してティーポット全体を温めます。やけどしないように気をつけてくださいね！数回お湯を巡らせて温まったら、もうひとつのポットへお湯を移し、温まったほうのポットへ5gの茶葉を入れ、350ccのお湯を注ぎます。これは、大体ティーカップ2杯半の分量です。そして、お湯を注ぐと同時にタイマーを3分かけます。3分という時間は、5gの茶葉が350ccのお湯の中で全部開き切るのに必要な時間。きっちりと時間を計ることが、紅茶を美味しく淹れるためのポイントのひとつでもあります。

3分経つ少し前に、茶こしとティーカップへお湯を移して温めておきます。3分経ちました！ポットの中に静かにティースプーンを入れ、上下に一瞬かき混ぜます。そうすることで沈んだ紅茶の葉を起こします。そして、出来上がった紅茶をもうひとつのポットへ移し、自然にすべての紅茶液が落ち切るのを待ちます。この最後の一滴は、「ゴールデンドロップ」と呼ばれ、旨味が凝縮されていると言われているんですよ。

ちなみに今回使用した紅茶は、5月下旬から夏に摘まれる「ダージリンセカンドフラッシュ」。ダージリンティーは年に3回収穫されますが、中でも夏に摘まれるセカンドフラッシュは、他の収穫期と比べいちばんバランスのとれた味わいとされているんだとか。きっちりとお湯と茶葉の量、そして時間を計って淹れた紅茶は、すっきりとした味わいで渋みも少なく、適当に入れた紅茶とは雲泥の差（笑）。実は、アフタヌーンティー・ティールームのお店でも、こうやって1ポットずつ丁寧にきちんと紅茶を淹れているんだそう。美味しい紅茶の秘密は、お茶を大事にした、ひとつひとつ丁寧な行程にあったんですね！

「Afternoon Tea TEAROOM流ゴールデンルール」でいれたダージリンセカンドフラッシュを楽しんだあとは、数あるアフタヌーンティーのお茶の中から、この秋おすすめの新作のお茶を試飲。左上の写真で右側にあるのが、9月3日（木）に発売されたばかりの「カモミールオレンジ」。スリランカ産のセイロンティーをベースに、リラックスティーとしても人気の高いハーブ“カモミール”をブレンド。そのほかに、オレンジピール、オレンジフラワー、ローズヒップなどふんだんにハーブを加えることで、バランスが取れつつも美容にもいいフレーバーティーに仕上がってます。

もうひとつは、10月1日（木）発売の「ジンジャールイボスチャイ」。ミルクとも相性のよいルイボスティーにドライジンジャーを合わせて、時間を選ばず一日中愉しめるノンカフェインのチャイです。実は、このお茶、チャイにしてももちろん美味しいのですが、ストレートで飲んでも美味しいんです。ジンジャーの効果で身体もぽかぽかと温まって、これから寒くなる季節にぴったり。これらの商品は、ティーバックの形で販売されているので、気軽に淹れることができるようになっていますが、今回は茶葉をあえてティーバックから出し「Afternoon Tea TEAROOM流ゴールデンルール」で淹れてみました。普段、ハーブティーを愛飲しているという木村さんは「カモミールオレンジ」がかなり気に入った模様。

美味しい紅茶の淹れ方、そしてこの秋おすすめの紅茶を紹介してもらったあとは、アフタヌーンティー・ティールームのこの秋おすすめの新提案「POP UP SWEETS」を木村さんにも体験してもらいました。実は、先月のWEB Domani通信でもご紹介しているんですが、「キャラメルナッツミルフィーユ」と「バナナティー」をセットにした、秋限定の「キャラメルバナナコンビネーション」。それぞれ愉しむのはもちろん、2つを一緒に食べながら”イマジネーション”を働かせると、口の中に第3のフレーバー「バナナカスタードパイ」がPOP UPする（＝現れる）新体験ができちゃうかも!? というスイーツなんです。さっそくデザートと紅茶を楽しむ木村さん。どうやら無事にPOP UPできた模様です（笑）。

今回、Afternoon Tea TEAROOM流・美味しい紅茶の淹れ方レクチャーを受けた感想を、木村さんに聞いてみました。

今まで紅茶ってそんなに考えて淹れていなかったんですが、きちんとしたやり方で丁寧に淹れることで、香りや味が全然違うんだなと知りました。また、紅茶を淹れている時間を楽しむというのが、優雅で素敵ですよね、自宅で時間があるときは、ぜひ「Afternoon Tea流ゴールデンルール」で淹れたいなと思いました。となると、紅茶を淹れる道具も欲しくなってしまって…（笑）。

普段はティーバッグで紅茶を淹れることが多いですね。よく紅茶を飲むのは、会社です。ただ、会社で飲むときは、保温できる水筒にティーバッグを入れっぱなしにしちゃっているんです。先ほど先生が、「カップに熱湯を入れたら、必ず蓋をして蒸らすようにしてください。そうしたら温度が冷めないで、熱いところで紅茶が抽出できます」と言っていたので、お友達にも教えてあげようかな。会社では、女子は紅茶派が多く、紅茶のティーバッグの交換をしたりすることがあります。なんとなく、紅茶のほうが女子っぽいイメージがしませんか（笑）。アフタヌーンティー・ティールームは、お昼によくランチしに行くんですけど、ランチのときにいつも紅茶がついてきますよね？あんまり気にして飲んでいなかったんですが、実は裏で、ちゃんとこの「Afternoon Tea TEAROOM流ゴールデンルール」で淹れていたんだと思うと、見方が変わりました。

「POP UP SWEETS」は、ティーポットに入ったバナナがトロトロにとろけていて美味しかったです。合わせて食べると、第3の味が現れるなんて、面白い食べ方ですよね。見た目でも楽しめますし、考えながら食べるとまた楽しいです。洋梨やナッツは女性が好きだと思うし、パリパリのパイが美味しくて、ボリュームたっぷりだけど、ペロリと食べられちゃいますね（笑）。

【目次】

Afternoon Tea TEAROOM
Web Domani コスメマニア推薦！　～今月の逸品～

Afternoon Tea TEAROOM

ヨーロッパでは古くから、紅茶とお菓子で午後のひとときを愉しむ“Afternoon Tea”という習慣があります。焼きたてのスコーンやクッキーをおともに、おいしい紅茶をいただく豊かな時間。ゆっくりと時間をかけて、会話に花を咲かせる。この習慣をもつ、日常の中の心のゆとりや情緒的価値を、さまざまな提案を通してお届けしたい。1981年、そんな想いからAfternoon Tea TEAROOMはスタートしました。

11月1日は「紅茶の日」ってご存知ですか？ Afternoon Tea TEAROOM では、一日限りの TEA ワークショップや限定店舗での体験試食会など、紅茶の愉しさを知っていただけるイベントを予定しています。詳細については、10月中旬のお知らせを予定していますので、ぜひチェックしてくださいね。

お問い合わせアフタヌーンティー・ティールーム
お客様窓口 0800-300-3313（フリーコール）
http://www.afternoon-tea.net/