コツは「2度塗り」すること
唇からはみ出てしまったり、塗る量の調節が難しかったり、きれいに塗るには少々コツが必要なリキッドリップ。
特に上唇の山の部分や口角などは形づくるときに慎重になりすぎてズレてしまうことも (汗)。
できれば1回で仕上げたいからこそ、私自身、いろんな塗りかたにトライし、いちばん失敗しにくくきれいに仕上がるこの「2度塗り法」に辿り着きました。今回はその4つのSTEPをご紹介します。
準備するものは3つ、リキッドリップの他に、リップクリームとティッシュ1枚。
どんな色もきれいに仕上がる【4 STEP】がこちら
STEP 1:リップクリームで保湿する
色をのせるベースである唇が整っていないことには、どんな口紅もきれいに仕上がらず、色も長持ちしません。なので、まずはリップクリームでしっかりと保湿し、表面をなめらかに整えます。このとき少し厚みが出るトリートメントタイプを使うと、後からのせる色が万が一はみ出てしまっても修正が楽に済みます。
▼ 今回使った保湿アイテムはこれ
厚みのあるぷるんとした唇になれる「アユーラ モイストリップヴェール」。スクワランやシアバターが配合されていて、これを塗っただけで血色感とツヤ感あるきれいな唇に。(アユーラ モイストリップヴェール ¥2,750)
STEP 2:リキッドリップで1度目の色をのせる
保湿した上から唇の形に沿ってリキッドリップを塗っていきます。ここで大切なポイントは、ギリギリで形取らず、唇の内側1mmほどで色をのせること。少し唇の縁に余裕をもたせることで、この後ティッシュで色をおさえたときに、色が唇の枠内におさまります
STEP 3:ティッシュで色をおさえる
8つ折りにしたティッシュを色づいた下唇に当て、その上に上唇を1秒ほど合わせます。
ここで色を一度おさえることで、表面の余分な液を拭い去ると同時に、色を唇に定着させることができます。
テイッシュでおさえたあとはこのような感じ
STEP 4:リキッドリップをもう一度塗って仕上げる
仕上げにもう一度色をのせます。このときのキーポイントは、上唇の山の部分や口角には色をのせず、横長の楕円形に唇を色づけるということ。細かいところにあらためて色を塗り直さないことで、失敗したりはみ出したりすることもなくなります。
塗り終わったら、最後に上下の唇をしっかりと合わせます。
できあがり!
▼ 今回使ったリキッドリップはこれ
シルキーでマットでツヤっぽい、そんな上品リップになれるこの秋イチオシの1本! 今回使った色は01のクリーンレッド。(セルヴォーク エンスロール マット リップス (限定パッケージ) ¥3,850)
こういうご時世だからこそ、マスクを外したときでもきちんとリップを塗っている人を見ると「やっぱりすてきだな」と感じます。
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美容ライター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。@chiyuki_arita_official