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WOMEN女妻母、働くいい女のある日、ある瞬間

2018.05.05

『自分が生かされている状況を味わい、来るものを受け入れる』 ~女・妻・母~今月の妻:平林亮子さん

女として、妻として、母として、それぞれのステージで働く女性の生き方をクローズアップ。Domaniで連載中の魅力あふれる女性たちの姿をお届けします。今回は、公認会計士の平林亮子さんの仕事、私生活に迫ります。

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不妊治療と主人の両親の介護で、人生観が一変。自分が生かされている状況をありがたく味わい、来るものを受け入れる気持ちに。

今月の女:平林亮子さん
公認会計士 合同会社アールパートナーズ代表
レオン自動機株式会社社外監査役・42歳

あるがままを受け入れて、ゆるくいきあたりばったりに生きる

弁護士や司法書士など“士業を中心としたプロのネットワーク”で会社経営者をサポートする、ユニークな組織の代表である平林さん。自身も公認会計士の資格をもち、ベンチャー企業の経営者を対象にコンサルティング業務を行っている。仕事の際は堅くみえないようなカジュアルファッション。コンサルの場も先方のオフィスだったり、自身が月イチで店長を務めるオーガニックのお抹茶カフェだったりと、ゆるやかに対応している。


「どんな人でも、本音で話せる相手って、そんなにいないんじゃないかと思うんです。経営者の方ならなおさら。そんな方がブレストしながら未整理の問題について話すうちに、解決策に気づけたり、求められれば私もコメントや情報提供を。私のことを“壁打ちの壁だ”というお客さまもいらっしゃいます(笑)」

人生の分岐点は、30代前半での不妊治療と30代後半の夫の両親の介護経験。心身ともにつらかった治療中、知人からの出産報告兼用の年賀状を破りたくなるときもあったという。

「そのとき初めて、“自分は人の気持ちがわかっていなかった”と、これまでの言動を反省しました。また、介護というほどではありませんでしたが、夫の両親とは味噌汁のさめない距離に住み、持病をもつ義父と何度も救急車に乗りました。最終的に療養型病院に入院せざるをえなくなった義父を夫婦で支えようと腹をくくってほどなく、義父は静かに旅立ちました。そのとき、人は生きているのではなく、生かされているのだなと心から思えたんです。人生は考えすぎずに、来た世界を受け入れてみる。そこに自分の力だけではなしえない何かが生まれてくるのではと思います」

Profile
ひらばやし・りょうこ/1975年、千葉県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部地理学科在学中に公認会計士試験(当時の二次試験)合格。新卒で太田昭和監査法人(現在の新日本有限責任監査法人)入所。25歳で独立、結婚。28歳で初の著作出版。30代で不妊治療を試みるも子供はもてない可能性が高いと判明。35歳で合同会社代表就任。41歳で東証一部上場企業の社外監査役に。夫のN.Y.駐在を機に東京とのデュアルライフを開始。

Domani2018年4月号『女[独身]、妻[既婚子供なし]、母[子供あり]Catch! 働くいい女の「火曜14時』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/真板由起(NOSTY) ヘア&メーク/今関梨華(P-cott) 構成/谷畑まゆみ


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