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LIFESTYLE 海外旅行

2013.03.06

海外編:スカンジナビア

 

大自然の雄大さに包まれながら、疲れた心をデトックス!

午前中、ベルゲン観光を楽しんだあとは、いよいよフィヨルドの旅へ。フィヨルド観光には、まず「ノルウェー イン ナットシェル」という、ベルゲンからオスロまで行ける周遊券をGET。この周遊券さえあれば、列車、山岳鉄道、フェリー、路線バス、全部に利用でき、フィヨルド観光を手軽かつお得に楽しめちゃうんです。チケットを購入したら、まずは国鉄でヴォスという駅へ向かいます。この路線はトンネルが多く、トンネルを抜けるたびに風景が変わっていくので、つい窓から見える景色に釘つけ。駅舎がみんな黄色でかわいいのも要注目です。列車に揺られながら、約1時間ほどでヴォスへ到着。ここから今度はバスに乗り換えて、グドヴァンゲンのフェリー乗り場へ向かいます。最初は何の変哲もない道を走って行くんですが、気づくと山の中。ものすごい坂に差し掛かっていました。まるで日光のいろは坂みたいな急カーブを大きなバスがひょいひょい走って行くのは圧巻。窓から下をのぞき込むと、ガードレールもなく、結構怖い眺めなんですが、山には滝が何本も流れていて、荘厳な景色が続きます。坂を下り切った時には、思わずバスの中から拍手がわき起こったりして…(笑)。

スリリングなバスの旅を楽しんだ後は、いよいよフィヨルドクルーズへ出発。冬の時期は厚い氷に覆われているフィヨルドも、夏の時期はこうして船で進むことができます。雄大なフィヨルドの景色に、自然の偉大さを実感。途中、特別に船長さんに機関室へ入れてもらっちゃいました。20代航海士のクリスチャンさんは、アニメ「NARUTOーナルトー」で日本語を覚えたとかで、片言の日本語ながらもとってもフレンドリー。岸辺に見えるカラフルでかわいらしい街並を楽しんだり、カフェテリアでのんびりコーヒーを飲んだりしながら、世界遺産にも登録されているフィヨルドの旅を楽しんで!

そして船はフロムに到着。ベルゲンからオスロまで、日帰りでフィヨルド観光することも可能ですが、今回はフロムで1泊。1870年に建てられたホテル「Fretheim Hotel(フレトハイム ホテル)」は、フィヨルド地区でも有名な老舗ホテル。深い渓谷に挟まれた立地で眺めもよく、ホテルの中もおしゃれ。お部屋もシックな感じで居心地がいい。レストランのパンが半端なくおいしいので、食べ過ぎに注意です(笑)。

Fretheim Hotel(フレトハイム ホテル)

住所:Pb63, 5743 Flam
http://fretheimhotel.no/

一晩ぐっすり休んだら、世界的に名高い登山鉄道「フロム鉄道」に乗車。 高低差864メートル、約20kmの山道をフロムからミュールダールまで1時間かけて、列車は進みます。深いグリーンの無骨な列車の中は、屋根が高く、風情のある感じ。まるでテレビの旅番組のワンシーンに紛れ込んだかのような情景が続きます。大きな荷物を背負った登山客や、サイクリングスタイルの人など、アクティブな旅行者も多数。途中、ショースの滝の展望台でしばらく停車してくれます。列車から降りることができるので、乗客たちは思い思いに記念撮影をしたり、滝の写真を撮影。フロム鉄道の見どころのひとつです。そして、ミュールダールで列車を乗り換えてオスロへ。撮影時は8月なのですが、それでも窓の外にはこんなに雪が残ってるのにびっくり!

前回の記事の時は静かだったオスロ市庁舎前のハーバーですが、今回は何やらにぎやかな雰囲気…。 イスラム系のイベントが行われており、多くの人々が短い夏を満喫していました。ハーバーには、オープンテラスのおしゃれなレストランもたくさん。対岸に見えるアーケシュフース城ごしに沈む夕日を、のんびりカフェでお茶しながら眺めるのも素敵。左上と右下の写真はノーベル平和賞授与式が行われる、オスロ市庁舎。1階中央の大広間に飾られた壁画はヨーロッパ最大の油絵なんです。建物の内部も外部もノルウェー人芸術家たちの作品で彩られた市庁舎は、オスロに来たらぜひ訪れたいスポットです。

おいしいレストランも多いオスロですが、今回ご紹介するのは1700年代から続く、オスロ最古の高級ノルウェー料理レストラン「Engebret Cafe(エンゲブレット・カフェ)」。ここは、 イプセンやグリーグ、ムンクが通ったと言われるレストランなんです。お料理をご紹介すると、右上から「ビーツの温かいスープ」、左下は口直しに出た「アクアビットのシャーベット」。アクアビットというのは、ウォッカみたいなアルコール度数の高いお酒で、通常は少量をぐいっと飲んで体を温めるお酒なんだそう。このお料理はシャーベット仕立てで、食べやすくなっているばかりか、実際おいしいので、ついパクパク食べてしまいがち。でも、かなり強いお酒なのであんまりお酒に強くない人は倒れます(笑)。実は、要注意のお料理。メインは「トナカイのステーキ」、デザートは「ベリーのシャーベット」に「チョコムース」「オレンジのチーズケーキ」の盛り合わせ。ノルウェーにきたら1度は食べてみたい、トナカイやタラをはじめとする、ノルウェー伝統料理が満喫できるレストランです。

Engebret Cafe(エンゲブレット・カフェ)

住所:Bankplassen 1, 0151 Oslo
http://engebret-cafe.no/

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