日本で今年人気が出そうなシールを“3つのキーワード”で予測!
2022年がスタートしました!今年はどんなシールが発売されるだろうと考えると今からワクワクしますね。そこで今回は昨年までの流れや周辺業界のトレンド、海外のシールなどをふまえて今年の日本のシールのトレンド予測をキーワードとともにご紹介します。
1:エモい女の子
2021年は韓国人気を受けて、線で描かれた女の子のイラストのシールを使った手帳デコがインスタグラム上で人気がありました。またエモい写真のシールも各メーカーから続々と発売されました。
2022年は女の子モチーフの人気は引き継がれつつ、MVに出てくるようなどこかレトロさのあるエモい作風のイラストが次のトレンドとしてくるのではないかなと思います。
▲海外のフレークシール。エモくてかわいい女の子のイラストに注目が集まりそうです。
2:平成のレトロ、西洋のレトロ
昭和レトロブームが続いた文具業界ですが、今年はそのレトロの方向性にも少し変化が訪れるのではないかと予想しています。
ひとつめは「平成レトロ」
私が予想する方向性はふたつあり、ひとつめは「平成のレトロ」です。昨今、20〜30代が子供時代に親しんだ懐かしい漫画を起用した文具・雑貨が話題になったり、90年代前半のカルチャーが注目されたりという流れがあり、昨年の後半からシールにもちらほら登場し始めました。
▲100円ショップの商品。ポケベルや厚底ブーツなど90年代を象徴するモチーフがいっぱいです!
そしてもうひとつが「西洋のレトロ」
▲海外製のウィリアム・モリスのフレークシール。ウィリアム・モリスは「モダンデザインの父」と呼ばれ、19世紀のイギリスで活躍しました。
昨年、100円ショップの商品でウィリアム・モリスのデザインを使用した文具シリーズがあったのですが、発売されてすぐに品薄状態になったことがありました。落ち着きのある上品なデザインに惹かれる方が多かったのかもしれません。
▲100円ショップのウィリアム・モリスシリーズのラインナップのひとつであるフレークシール。
今年は時代や地域をずらして、より新鮮みのある「懐かしさ」や「アンティーク感」を求めたレトロ表現を見られるのではないでしょうか。
3:中国デザイン
最近は音楽、コスメ、ファッション、インテリア、ドラマ…など多くのジャンルのトレンドが韓国から影響を受けています。その流れで美容ジャンルではアジアにまで視野が広がり、2020年あたりからは中国コスメも注目されているのだとか。中国コスメの華やかで美しく、少しミステリアスなパッケージデザインからインスピレーションを受けたシールが登場する予感がします!
▲華やかで美しいパッケージの中国コスメ。写真は「ZEESEA」と「花西子」のものです。
今回はこちらで以上です。
さて、今年はどんなシールのトレンドが来るのでしょう!今からとても楽しみです。
シール大臣
シールが好きな会社員。シールの所有数は9,000種類を越える。ほぼ毎日SNS上で新作シール情報やお気に入りのシールの紹介、レビュー、使い方などを投稿中。SNSのフォロワーはインスタグラム3.5万人、ツイッターは3000人以上。オリジナルキャラクターも制作しており、SNSでも度々登場しシールや使い方等を紹介しています。LINEスタンプも発売中。
〈シール大臣(左)〉シール集めが大好きなシールの樹海の住人。「欲しーる」「嬉しーる」など語尾にシールをつけることが口グセ。〈ハリコロくん(右)〉シールを貼ることが大好きな貼りねずみの男の子。いたずらっ子でシール大臣が集めたシールを勝手に使ってしまうことがある。シール大臣とハリコロくんはシールを愛する仲間を増やすための活動をしている仲よしコンビ。
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