地震直後の世界を疑似体験出来る“そなエリア”に行ってみた
新婚時代に夫と訪れて以来、いつか自分の子どもが生まれたらまた連れてこようと心に決めていた“そなエリア”。
国際展示場駅から徒歩5分の立地にあり、“首都直下型地震が起きた時、自分の命を守るためにどう行動し備えればよいのか”をツアー形式で学べる施設です。
“商業施設の映画館フロアにいた際に地震が発生”という想定のもと、渡された電子パッドで出されるクイズに答えながら施設内のセットを進んでいくこちらのツアー。商業施設のエレベーターを降り、地震で停電し非常灯しか付いていない暗い廊下を進んで屋外に出ると、そこは震災直後の様子が作られています。
なかなかショッキングな光景のため流石に娘はちょっと怖がってはいましたが、「地震で崩れかけた建物には危ないから近づかないようにしようね」などと説明を加えつつツアーを進行。
残念ながら、自宅の大きな家具の固定など行えていなかったため減点となり、満点には至らず…。でもなんとか震災発生後の3日間を生き延びることが出来、ひとまずほっと一安心。
施設内にはツアー以外にも説明パネルなど役立つ情報がたくさんあり、子どもを守らなければいけない立場となった自分自身も改めてつい真剣に読み込んでしまいました。
余談ですが、この光景に見覚えがある方もいらっしゃるのでは?
映画シンゴジラで撮影時に使われたこちらのオペレーションルーム、実際に大地震が起きた際に対策本部として使われる予定だそう。だからこそのあの臨場感だったのかも!と納得。
〝どうやらこの国は時々地面が揺れるらしい〟ということに、まだ幼いながらも最近気づき始めた様子の我が子。
英語やプログラミング…etc。様々な教育があふれており悩んでしまいますが、まずは〝自分の身を自分で守る〟という根本的なところから、親として子に教えてあげられればと思う限りです。
ツアーは小学生用コースも。防災意識を高められるおすすめスポットでした。
※外出時には新型コロナウイルス感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。

Domanist
杉本緑
1児の母。洋服への愛が高じてアパレル業界へ飛び込み、某アパレル会社で企画、生産に携わる。舞台や落語などの芸術鑑賞で自らの感性を刺激。娘との日常を描いたユニークなイラストもSNSで発信中。
Instagram:https://www.instagram.com/green_sgmt/
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