子どもも大人も一緒に楽しめる〝THE こども寄席〟って?
コロナ禍も小康状態を迎え、今まで我慢していたお出かけも少しだけ解禁しつつある方も多いであろうここ最近のお出かけ事情。親も子も両方楽しめて、かつ我が子の教育的にも有効なイベントはないかしら?という方におすすめなのが、「THE こども寄席」。東京を中心に首都圏近郊で年数回開催される人気のイベントです。
落語や演芸に興味がある&一度子どもに見せてみたいけれど、子連れでの観劇は少しハードルが…と心配に感じる方にも安心なポイントは、なんと0歳から参加できる点!小さいお子さんはお母さんやお父さんの膝の上に座るのであれば子ども料金無料だったりと、とにかく子連れファミリーには嬉しい気配りがたくさん。
入門から7〜8年のキャリアを持つ〝二つ目〟と呼ばれる若手の落語家さんがメインで出演するので、〝そもそも落語がどういうものなのか〟〝こういう動作をしたらこういう演技をしているということなんだよ〟などなど、観劇マナーから落語のイロハに至るまで優しく楽しくレクチャー。落語初心者の大人まで存分に楽しむことができます。
また、落語以外にもパントマイムなど子どもが喜ぶ演芸の演目もあるため、子どもが手をたたいて大ウケしながら観ている姿が印象的でした。 肝心のもうすぐ4歳になる娘はというと、予想通り(?)後半は飽きてしまい、パパの膝の上でもぞもぞ動いて大変でしたが、なにせ周りはみんな子連れファミリー。そこまで罪悪感を感じずにいられるのがありがたかったです…!
一方で帰宅後、棒を箸にみたてて麺をすするジェスチャーを真似していたりと、娘も3歳なりに楽しんでくれた様子でした。
会場は都内近郊のホールを中心に毎回変わります。
無いものをあるように見立てる想像力、日本古来の伝統文化や型に触れ楽しむ感受性。幼いときから積極的に育ててあげたい要素がたくさん詰まった〝こども寄席〟、次回は来年1月の新春特別公演を予定しているとのことなので、気になる方はぜひお早めのご予約を!
Domanist
杉本緑
1児の母。洋服への愛が高じてアパレル業界へ飛び込み、某アパレル会社で企画、生産に携わる。舞台や落語などの芸術鑑賞で自らの感性を刺激。娘との日常を描いたユニークなイラストもSNSで発信中。
Instagram:https://www.instagram.com/green_sgmt/
あわせて読みたい
▶︎キッズフレンドリー度NO.1!子連れに優しい東京都現代美術館の魅力【ワーママのカルチャー部】
▶︎トラベルエディター・伊澤慶一が“パパ目線”でセレクト! 育児がもっと楽しくなるアイテム【連載・終わりなきパパJOURNEY Vol.2】