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LIFESTYLE暮らし

2022.03.16

メルボルンの中学校、通ってみて感じた3つの謎

連載「メルボルンから、こんにちは!」、連載第7回目となる今回のテーマは〝メルボルンの中学校〟。息子が小学校を無事卒業、今年の1月からピカピカの中学1年生になりました。日本と近いようでだいぶ違う中学生活事情を、母目線でお伝えします!

Text:
山崎ジュン
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祝・息子がメルボルンのローカル中学入学!早速日本の学校と比べてみたら…

2022年が明けて早2ヶ月、皆さまいかがお過ごしでしょうか?南半球のメルボルンは、もうすぐ夏も終盤。最近はスズムシの鳴き声が聞こえ、withコロナ現状2回のワクチン接種が80%に達し、マスク着用も公共の交通機関など以外ほぼ解除、いたる所で強制だったチェックインシステムも無くなりつつあります。

そんな中、我が家の息子が昨年12月にめでたく小学校を卒業。X’mas前から始まる長い夏休みを満喫し、1月31日より「セカンダリーカレッジ」と呼ばれる中学校に無事通学し始めました。小学校に続き、家族一同なにもかもが初めてだらけの中学校生活。今回はそんな私たちが知って感じて驚いた、メルボルンの中学校の「なんで?」をシェアしたいと思います。

▲息子の小学校卒業セレモニー風景。コロナ禍につき、屋外で開催。

▲卒業式での息子とベストフレンドたち

ドレスコードはスマートカジュアル、と言ってもオーストラリアなので、親子共々皆とてもカジュアルでした(笑)。

謎・その1「ランチは晴れでも雨でも外で食べる」

これはおそらく公立の学校に限ったことかも知れませんが、息子が通う地元の公立中学には、ランチタイムに使えるカフェテリアや食堂がありません。生徒は皆、屋外に設置されたテーブルやベンチでランチを食べます。一応雨をしのげる屋根もあるようですが、暴風雨やめっちゃ寒い雪の日も外でランチ。教室での飲食はNG。だから、外しか選択肢がない(笑)。そのため、悪天候の日はランチタイムが短縮、午後の授業が時間を繰り上げ開始となります。その結果、下校時刻も40分くらい早まることに。これは「Wet Day Lunch」と呼ばれ、お昼の時点で天気が悪いと「今日はWet Day Lunchだから早く終わるよ!」と、保護者に一斉メールがくるんです。

メルボルンの中でも高級住宅街と知られる地区にある息子の学校。中学に通うようになったここ2ヶ月、いつかその辺りにお住まいのビリオネアが、気前よく学校にカフェテリアを寄付してくれないかなー、と本気で願う私です。

▲(写真左)シャルドネなのに爽やかな飲み心地で、かなりお気に入りのオージー白ワイン「PIERRO(ピエッロ)」。(右)例のごとくほろ酔いの私たちinタスマニア。

謎・その2「部活動がない」

そう、残念なことにオーストラリアの中学校には部活動がありません。100歩譲って日本の一般的な中学にある部活に近いものは、週1回、授業時間内2コマを使って行われる選択制スポーツ。このシステムは費用の高い私立中学もほぼ同じらしく、学校が授業時間外での生徒のクラブ活動を支援するという体制はメルボルンではあまり見られません。日本やアメリカの方がダントツ熱心。スポーツ大国のオーストラリアでこれは本当に意外でしたし、残念でした。

▲1月に開催されたオーストラリアオープンを観戦。チチパスのプレーに大興奮するも、夜中の1時までゲームが終わらず帰り道は家族一同ぐったり(笑)。

謎・その3「数学はすべて計算機で」

日本の学校でも増えているかもですが、数学の授業で計算はすべて計算機。授業初日、家にあるそこらへんの計算機を持たせたら「ママ、先生がもっとちゃんとしたの持ってこいって」と息子が帰宅。√もπも分数も全部計算機まかせ。学校と政府がそうさせる。昭和生まれの私は「そんなんで将来大丈夫なのかねー」って言わずにはいられなかったけれど、これも時代なのでしょう。※そんなわけで(?)お店でお会計をするときたいていのオージーは暗算がすっごい苦手です。

まだまだ親子で手探り状態なメルボルンでの新・中学校生活。息子が毎日楽しそうに通学していることが、私の唯一の励みです。今度は教材や授業内容、公立vs私立中学の学費などもご紹介していきたいと思います。

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スタイリスト&エディター

山﨑ジュン

本誌をはじめとする女性誌やカタログ、ブランドディレクターとして活躍。約3年前より、アメリカ人の夫の転勤を機に海外に移住、現在はオーストラリア・ メルボルンに居を構える。ウェブライターとしての活動も。インスタグラム@hellojun style もチェック!

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