・適量を知って飲みすぎない
結局は、飲みすぎなければ食べすぎや代謝の問題は起こりにくく、お酒を飲んでも太らないのです。
この適量は人によって、その日の体調によって違うため、翌日に残らない量を見極めるようにしてください。ちなみに私であれば、普通の日ならワイン1本飲んでも翌日に残りませんが、ちょっと寝不足などがあるとワイン1本飲むと翌日に響きます。こうした自分の適量を知って、できる限り飲みすぎないようにすることが大切です。
【目次】
寝る前と翌朝にできること
・寝る前にはちみつをなめる
はちみつをなめることでアルコールによる低血糖を防ぎ、睡眠の質を高めることと、翌朝の低血糖を防ぐことができます。
その結果、翌日の食欲が乱れにくくなり、食べすぎを防げるようになるのです。お酒を飲んだ後は忘れることも多いと思いますが、覚えているときは寝る前にはちみつをなめるようにしましょう。
・翌朝はお腹具合に合わせる
そこまで食欲が乱れてなくても、お酒を飲むといつもより多く食べてしまうことが多いのではないでしょうか? 私はほぼ間違いなく食べすぎてしまいます。
翌朝は体の中にはまだカロリーが余っている状況であるため、お腹が空いていないということも少なくないはずです。そうしたときに、無理に朝食を食べてしまうと、カロリーオーバーになってしまいます。
なので、お酒を飲んだ翌日は、いつも以上に意識してお腹具合を感じて、お腹が空いてなければ軽くする、もしくは食べないなど調整をしましょう。それだけで、お酒を飲んで食べすぎた分のカロリーが調整されることになります。
以上の5つを意識して実践すれば、お酒を飲みながらやせることができます。お酒が好きなのに我慢して食に走るよりも、お酒とうまく付き合ったほうがやせますので、お酒が好きならぜひ参考にしてください。
「101の科学的根拠と92%の成功率からわかった 満腹食べても太らない体」(SBクリエイティブ)
食欲コントロールダイエット協会代表理事
富永 康太(とみなが こうた)
西日本リハビリテーション学院卒業後、理学療法士として、延べ3万人の患者の治療に携わる。その中で、「体に元々備わっている機能を正常に戻す」理学療法士の根本的治療の知見が、体重コントロールにも通ずることを実感し、ダイエットについて学び始める。2016年5月に体質改善サロンとして「Leaf」開業。2019年「一般社団法人 食欲コントロールダイエット協会」設立。オンラインサロンでは、年間200人を超える人のダイエットを指導。情報発信としてSNSでも積極的にダイエットに関する情報を日々発信しており、SNS総フォロワーは15万人を超える。
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